仏パリで先週末、空中に張った伸縮性のあるベルト上を綱渡りする「スラックライン」の達人が、エッフェル塔からセーヌ川の対岸まで約30分間の演技を披露し、見物人らの喝采を浴びました。
ナタン・ポーランさん(27)は18日と19日の午後、全長600メートルのスラックラインに挑戦しました。ロイター通信によれば、ベルトは地上70メートルの空中に張られました。ポーランさんはベルトの上で座ったり、横になったりしながらセーヌ川を渡り、ゴールのシャイヨー国立劇場に到達しました。
ポーランさんは2017年にも、テレビのチャリティーでエッフェル塔から似たようなルートを渡り、都市部で命綱を着けた高所のスラックラインとして男子の世界最長記録を樹立していました。