ミャンマーで
治安部隊が
軍事クーデターに
抗議する
デモ隊に対して発砲する
などし、
各地で
死傷者が
相次ぐ中、
日本の
アメリカ大使館近くでは、
日本で
暮らすミャンマー
人たちが
国際社会に
協力を
求める集会を
開きました。
この集会は、
日本で
暮らしているミャンマー
人でつくる
団体が
開いたもので、
団体によりますと、
東京 港区の
アメリカ大使館の
近くに
およそ3500
人が
集まりました。
ミャンマーでは20日、中部の都市マンダレーで、治安部隊が軍への抗議活動として職場を放棄していた給油施設の作業員に発砲して、ボランティアの救助隊によりますと、男性2人が死亡し、少なくとも30人がけがをしたということです。
こうした中、日本で暮らすミャンマー人たちは「ミャンマーは助けを必要としています」と書かれた紙や拘束されているアウン・サン・スー・チー国家顧問の写真を掲げ、国際社会にミャンマー軍に対して圧力をかけていくよう協力を呼びかけました。
集会に参加した40代の女性は「ミャンマーの未来のために、国際社会に対して、『私たちを助けてください』、『私たちを見捨てないでください』と訴えたい」と話しています。
ミャンマーでの軍事クーデターをめぐっては、アメリカのほか、イギリスやカナダもミャンマー軍の幹部などに制裁を科すと発表しています。