中国を
訪れた
朝鮮北朝鮮のキム・ジョンウン(
金正恩)
総書記は、
北京で
習近平国家主席と
会談し、
両国の
関係がぎくしゃくしていると
指摘される
中、
中朝両国の
伝統的な
友好関係を
確認し、
アメリカを
念頭に
結束を
示しました。
習近平国家主席とキム・ジョンウン
総書記の
首脳会談は
4日、
人民大会堂で
行われました。
習近平國家主席與金正恩總書記的首腦會談於4日在人民大會堂舉行。
中国国営の
新華社通信によりますと、
習主席は、
北朝鮮との
伝統的な
友好関係を
発展させることに
意欲を
示した
上で「
両国は
国際と
地域の
問題において、
戦略的な
協力を
強化し
共通の
利益を
守るべきだ」と
述べました。
根據中國國營新華社的報導,習主席表達了發展與北韓傳統友好關係的意願,並表示:「兩國應在國際及地區事務中加強戰略合作,維護共同利益。」
そのうえで「
朝鮮半島の
平和と
安定を
守るために
全力を
尽くしたい」と
強調しました。
在此基礎上,他強調「希望全力以赴守護朝鮮半島的和平與穩定」。
これに
対しキム
総書記も「
国際情勢が
どのように
変化しても
両国の
友好的な
感情は
変わらない。
對此,金總書記也表示:「無論國際情勢如何變化,兩國的友好情誼都不會改變。」
両国の
関係を
絶えず
深め、
発展させることは
揺るぎない
意思だ」と
述べ、
経済や
貿易の
分野での
協力に
期待を
示しました。
「不斷加深並發展兩國關係是堅定不移的意志」,並表示對於經濟及貿易領域的合作充滿期待。
中朝関係をめぐっては、ウクライナ
侵攻を
続けるロシアと
北朝鮮が
関係を
強める
一方で、
中国との
関係はぎくしゃくしているとの
指摘も
出ていました。
有關中朝關係,有意見指出,隨著持續侵略烏克蘭的俄羅斯與北韓加強關係,與中國的關係則顯得有些緊張。
こうした
中、
両首脳は、
6年ぶりと
なる会談を
通じて、
伝統的な
友好関係を
確認したうえで、アメリカを
念頭に
両国の
結束を
示しました。
在這種情況下,兩國領袖時隔六年再次舉行會談,確認了傳統友好關係,並以美國為念,展現了兩國的團結。
キム
総書記は、
会談のあと、
専用列車で
北京を
出発し、
5日にも
北朝鮮に
帰国するものと
見られます。
金總書記在會談後,搭乘專用列車離開北京,預計於5日返回北韓。
キム
総書記乗ったとみられる
専用列車4日夜、
中国から
北朝鮮への
帰国の
途についた、キム・ジョンウン
総書記が
乗ったとみられる
専用列車をNHKの
取材班が
撮影しました。
現地時間の
4日夜10時すぎに
撮影し、
北京市内で
大勢の
警察官が
線路沿いに
配置される
中、
細い
黄色の
線の
入った
車体に
黒い
窓のついた
専用列車が
走行しているところを
確認しました。
我們確認到,當地時間4日晚上10點過後,在北京市內,許多警察沿著鐵路部署,一列車身帶有細黃色線條、配有黑色車窗的專用列車正在行駛。
近くでは、
住民とみられる
女性が
驚いた
様子で
専用列車を
見つめていました。
在附近,一名疑似居民的女性帶著驚訝的神情注視著專用列車。