8月下旬、
日本航空の
国際線の
機長が
滞在先で
社内規定に
違反して
酒を
飲み、
出発便に
遅れが
出た
問題で
国土交通省は
10日、
会社を
厳重注意し、
9月末までに
再発防止策を
報告するよう
求めました。
8月下旬,日本航空的一名國際線機長在下榻處違反公司規定飲酒,導致出發航班延誤。對此,國土交通省於10日對公司提出嚴重警告,並要求其在9月底前報告防止類似事件再次發生的對策。
8月28日、ハワイのホノルル
発 中部空港行きの
便に
乗務する
予定だった
日本航空の
機長が、
宿泊先のホテルで
社内規定に
違反して
酒を
飲み、
乗務予定の
便など、
合わせて
3便に
最大で
18時間余りの
遅れが
出ました。
8月28日,原定執飛從夏威夷檀香山飛往中部機場航班的日本航空機長,在下榻酒店違反公司規定飲酒,導致原定執飛的航班在內,共三個航班最多延誤超過18小時。
日本航空では、
去年12月にも、
パイロット2人が
過度な
飲酒をしたうえ、
口裏合わせをして
隠蔽したなどとして、
国土交通省から
業務改善勧告を
受け、
再発防止策として
滞在先での
飲酒をすべて
禁止していました。
日本航空在去年12月時,因為有兩名飛行員過度飲酒,還串供隱瞞,被國土交通省提出業務改善建議,作為防止再次發生的對策,已全面禁止在住宿地點飲酒。
国土交通省は
10日午前、
日本航空の
安全対策を
統括する
中川由起夫常務を
呼び、
航空局の
石井靖男安全部長が「
昨年から
繰り
返し
飲酒事案が
発生していることは、
社員一人ひとりに
安全意識が
徹底されていないと
言わざるをえない」と
述べて、
厳重に
注意しました。
國土交通省於10日上午召集了負責統籌日本航空安全對策的常務董事中川由起夫,航空局安全部長石井靖男表示:「自去年以來,屢次發生飲酒事件,不得不說員工對安全意識尚未徹底落實。」並對此提出了嚴正警告。
そのうえで、
再発防止策を
検討し、
9月末までに
文書で
報告するよう
求めました。
在此基礎上,要求他們檢討防止再次發生的對策,並於九月底前以書面報告。
これに
対し、
中川常務は「ご
指摘いただいた
内容を
極めて
重く
受け
止め、
抜本的な
再発防止策を
迅速に
進めてまいります」と
述べ、
謝罪しました。
對此,中川常務表示:「我們對您指出的問題極為重視,將迅速推進徹底的再發防止對策。」並表示歉意。
日本航空をめぐっては、
おととし11月から
去年5月にかけても、
管制官からの
指示が
出ていないにもかかわらず、
旅客機が
滑走路を
横断したり、
国際線の
機長が
滞在先のホテルで
酒に
酔って
騒ぎ、
搭乗予定の
便が
欠航したりするなど、
合わせて
5件のトラブルが
起き、
去年5月に
厳重注意を
受けています。
日本航空 社長が
陳謝国際線の
機長の
滞在先での
飲酒をめぐって、
国土交通省から
厳重注意を
受けたことについて、
日本航空の
鳥取三津子社長は
会見で「
去年12月から
業務改善勧告を
受けて
対策を
進めている
中にもかかわらず、
このような
事態を
招いたことを
極めて
重く
受け
止めています。
日本航空社長就國際航線機長在住宿地飲酒一事,受到國土交通省的嚴重警告,對此日本航空社長鳥取三津子在記者會上表示:「儘管自去年12月以來,我們已經根據業務改善建議推動對策,卻仍發生這樣的事態,我對此感到極為嚴重。」
大変ご
迷惑とご
心配をおかけしたことを
心より
深くおわび
申し上げます。
申し訳ございません」と
述べ、
陳謝しました。
また、
乗務員の
飲酒の
問題が
繰り
返し
起きていることについて、
鳥取社長は「
対応が
甘かった。
此外,針對乘務員飲酒問題反覆發生一事,鳥取社長表示「對應不夠嚴格」。
乗務員の
監視をしてきたが、
本当の
意味で
管理ができていたかというと、
最終的には
健康管理の
部分まで
見きれていなかった。
雖然一直有在監督乘務員,但若說真正意義上的管理,最終還是沒能顧及到健康管理的部分。
リスクの
高い
人を
見逃していた
所があった」と
述べました。
そのうえで、
今回、
滞在先で
飲酒した
機長については、
近く
懲戒解雇の
処分にすることを
明らかにしました。
在此基礎上,這次在住宿地喝酒的機長,將於近期被處以懲戒解雇的處分。
会社は
再発防止策として、
乗務員の
飲酒に
関する
管理、
監督については、
従来よりも
健康管理の
データを
重視した
基準に
見直し、この
基準にもとづいて、
飲酒リスクが
高いと
判断した
場合は、
乗務に
就かせないようにするとしています。
公司作為防止再次發生的對策,將會重新檢討對乘務員飲酒的管理與監督,改以比以往更加重視健康管理數據的標準,並根據這一標準,若判斷飲酒風險較高時,將不讓其執行乘務工作。