Actualités japonaises: アムールヒョウ保護へ生息地の森でマラソン大会ロシア極東

アムールヒョウ保護ほごへ生息せいそく地ちの森もりでマラソン大会たいかいロシア極東きょくとう

Jun 13, 2021 19:06

Furigana

絶滅ぜつめつが危あやぶまれている野生やせいのアムールヒョウの保護ほごにつなげようと、ロシア極東きょくとうにある国立こくりつ公園こうえんで、生息せいそく地ちの森もりの中なかを走はしるマラソン大会たいかいが初はじめて開ひらかれました。

アムールヒョウは、ロシア極東きょくとうの森林しんりんを中心ちゅうしんに生息せいそくしていますが、密猟みつりょうや森林しんりん伐採ばっさいの影響えいきょうで減少げんしょうし、野生やせいでの生息せいそく数すうは、去年きょねんの調査ちょうさで100頭とうほどしか確認かくにんされておらず、絶滅ぜつめつが危惧きぐされています。

ロシア極東きょくとうのアムールヒョウの保護ほご団体だんたいなどは、アムールヒョウに関心かんしんをもってもらい保護ほごにつなげようと、13日にち、マラソン大会たいかいを初はじめて開催かいさいし、市民しみんなど、およそ500人にんが参加さんかしました。

大会たいかいは、実際じっさいにアムールヒョウが生息せいそくする国立こくりつ公園こうえんを会場かいじょうに、3キロから21キロまでの4つの部門ぶもんに分わかれて行おこなわれ、参加さんか者しゃたちは、緑みどり豊ゆたかな大だい自然しぜんの中なかを懸命けんめいに走はしっていました。

参加さんかした地元じもとの女性じょせいは「苦くるしくて、死しに物狂ものぐるいで走はしるヒョウのような気持きもちになりました。暑あつかったですが、最高さいこうでした」と話はなし、ウラジオストクに駐在ちゅうざいする日本人にっぽんじんの男性だんせいは「こういう森もりの中なかを走はしる機会きかいは日本にっぽんではなかなかなく、おもしろかったです」と話はなしていました。