日本新聞: オリンピック内定選手は約20％半年で選考進むかが課題に

オリンピック内定ないてい選手せんしゅは約やく20％半年はんとしで選考せんこう進すすむかが課題かだいに

Jan 2, 2021 07:01 1

Furigana

1年ねん延期えんきになった東京とうきょうオリンピックが、ことしの7月つきに開幕かいまくします。これまでに日本にっぽん代表だいひょうに内定ないていした選手せんしゅは、全体ぜんたいの20％程度ていどにとどまっていて、世界せかい的てきに新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいが止とまらないなか、これから半年はんとしで代表だいひょう選考せんこうが進すすむかどうかが、大おおきな課題かだいです。新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいで、東京とうきょうオリンピックの開幕かいまくはことし7月つきに延期えんきとなり、代表だいひょう選考せんこうに関かかわる大会たいかいも、国際こくさい大会たいかいを中心ちゅうしんに延期えんきや中止ちゅうしが相次あいつぎました。

NHKのまとめによりますと、これまでにオリンピック代表だいひょうに内定ないていした日本にっぽん選手せんしゅは、33競技きょうぎのうち13競技きょうぎの117人にんとなっています。

代表だいひょう選手せんしゅは、最終さいしゅう的てきに600人にん規模きぼになると見込みこまれていて、柔道じゅうどうや卓球たっきゅう、テコンドー、スポーツクライミング、自転車じてんしゃでは、すでに出でそろっている一方いっぽうで、全体ぜんたいでは20％程度ていどにとどまっています。

選手せんしゅ選考せんこうの方法ほうほうは各かく競技きょうぎで異ことなり、競泳きょうえいや陸上りくじょうといった国内こくないの大会たいかいが重視じゅうしされる競技きょうぎでは、今後こんご、日本にっぽん選手権せんしゅけんなどの主要しゅような大会たいかいが予定よていどおり開催かいさいできるのかがカギとなります。

一方いっぽう、選考せんこうに関かかわる国際こくさい大会たいかいの開催かいさいについては、まだ日程にっていが決きまっていない競技きょうぎもあるほか、日程にっていが決きまっていても、感染かんせん拡大かくだいが続つづくなかでの開催かいさいは「不透明ふとうめいだ」と指摘してきする競技きょうぎ団体だんたいの関係かんけい者しゃも少すくなくありません。