横浜市の「
大川原化工機」をめぐる
冤罪事件で
刑事告発され、
不起訴になった
警視庁公安部の
当時の
捜査員2人について、
検察審査会が
不起訴は
不当だと
議決したことを
受けて
メーカーの
社長が
会見を
開き、「
議決は
妥当な
判断で、
検察は
起訴してほしい」と
訴えました。
針對橫濱市「大川原化工機」冤罪事件中被刑事告發但未被起訴的警視廳公安部當時兩名搜查員,檢察審查會議決認為不起訴是不當的,對此該製造商的社長召開記者會,主張「這項議決是恰當的判斷,希望檢方能夠起訴」。
「大川原化工機」の社長など3人が不正輸出の疑いで逮捕・起訴された冤罪事件で、警視庁公安部の当時の捜査員2人は、捜査に不利になる機械の温度測定の実験データを除いた報告書を作成した疑いで刑事告発され、東京地方検察庁はことし1月、いずれも嫌疑不十分で不起訴にしました。
「大川原化工機」的社長等三人因涉嫌非法出口被逮捕、起訴的冤案中,警視廳公安部當時的兩名調查員,因涉嫌在報告書中排除對調查不利的機械溫度測量實驗數據而被刑事告發,東京地方檢察廳於今年一月以嫌疑不足為由,對兩人均作出不起訴處分。
メーカー側の申し立てを受けて検察審査会は「『立件ありき』で捜査し、実験結果を記載しなかったのは許されない」として不起訴は不当だと議決し、29日公表しました。
檢察審查會接受製造商一方的申訴後,認為「以『必須起訴』為前提進行調查,卻未記載實驗結果是不可接受的」,因此議決不起訴處分不當,並於29日對外公佈。
これを受けてメーカー側が都内で会見を開き、大川原正明社長は「議決は妥当な判断だ。
收到此消息後,製造商方面在東京都召開了記者會,大川原正明社長表示:「決議是合理的判斷。」
捜査員は
詐欺に
近いようなことをして
事件を
作ったので、
検察は
起訴してほしい。
調查人員做了近似詐欺的事情捏造了事件,所以希望檢察官能夠起訴。
裁判で
相応の
罰を
受けるのが
正しいことだと
思う」と
話していました。
また、代理人の高田剛弁護士は「検察が再び不起訴にすれば事件にふたをすることになる。
此外,代理人高田剛律師表示:「如果檢方再次做出不起訴處分,這起事件就會被掩蓋起來。」
何のために
事件の
検証を
行ったのか、
今後の
判断が
問われている」と
話していました。
「為了什麼目的進行了事件的檢證,今後的判斷正受到質疑。」
議決を受けて東京地検は再捜査を行い、起訴するかどうか改めて判断することになります。
根據決議,東京地檢將重新調查,並再次判斷是否起訴。