野球の
明治神宮大会は20
日、
決勝が
行われ、
大学の
部では、
慶応大が
青山学院大に2
対0で
勝ち、5
回目の
優勝を
果たしました。
明治神宮大会の大学の部の決勝は、5回目の優勝を目指す東京六大学の慶応大と、プロ野球のドラフト会議で阪神から1位指名を受けた下村海翔投手と広島から1位指名を受けた常廣羽也斗投手の2人の好投手を擁し、大会初優勝を目指す東都大学野球の青山学院大の顔合わせとなりました。
試合は投手戦となり、0対0の8回、慶応大は相手のエラーなどで1アウト満塁のチャンスを作り2番の本間颯太朗選手が青山学院大の2人目、下村投手から押し出しのフォアボールを選び、ノーヒットで1点を先制しました。
なおも1アウト満塁のチャンスが続き、ソフトバンクから3位指名を受けた3番のキャプテン、廣瀬隆太選手が代わったばかりの青山学院大の3人目、常廣投手から犠牲フライを打ち追加点をあげました。
投げては先発した外丸東眞投手が9回を投げヒット5本、9つの三振を奪う力投で完封し、慶応大が2対0で勝って4年ぶり5回目の優勝を果たしました。
青山学院大は、6回から登板した下村投手が8回、押し出しのフォアボールで先制を許し続くピンチでは、19日の準決勝で142球を投げて完投した常廣投手をつぎ込む継投で勝利への執念を見せましたが打線が得点を奪えず、初優勝はなりませんでした。