大統領はホワイトハウスの庭園で開かれたイベントで、LGBTQ(性的少数者)の活動家など数千人の招待客を前に「結婚尊重法案」に署名。「結婚は単純な問題だ。自分が誰を愛するか。その愛する相手に対して誠実であるか」「それ以上複雑なことは何もない」と強調しました。
その上で、「政府に干渉されることなく、自分自身でその問いに答えを出す権利」を認めるため、また、連邦政府によるその結婚の保護を保障するため、法案に署名すると語り、「この国の全ての州で、異人種間の結婚と同性婚を合法と認めることが、法律で義務付けられる」と指摘しました。
新法の成立により、結婚を男女間のものと定めたこれまでの連邦法は無効となりました。州に対しては、同性婚や異人種間結婚を含め、州外の結婚証明書の有効性を尊重することを義務付けます。法案は与党民主党に野党共和党からの賛成票も加わって、上下両院を通過していました。
