フィリピンの航空当局は、今回のトラブルで影響を受けたすべての乗客に謝罪するとし、復旧に向けた対応を急ぐとともに電源が失われた詳しい原因を調べています。
航空各社によりますと、1月1日午前、マニラ国際空港で管制施設の電源が落ち、管制と一時、連絡が取れなくなるシステムのトラブルが起き、いまも復旧に向けた対応が続いています。
午後5時現在、成田空港や羽田空港とマニラとを結ぶ便に加えて、シンガポールやマレーシアなどフィリピン周辺を通過する東南アジアの便にも影響が出て、合わせて少なくとも16便が欠航したり、引き返したりしました。
国土交通省成田空港事務所によりますと、管制システムの復旧は、日本時間の2日の午前10時までかかる見通しで、航空各社はホームページなどで最新の状況を確認してほしいとしています。
空港運営の公団「電源失われ通信機器の使用不能が主な原因」
マニラ国際空港を運営するフィリピンの公団によりますと、トラブルは、空港内にある管制施設で電源が失われ、通信機器が使えなくなったことが主な原因だということです。
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