【2区(4km)】
▽第1中継所 1区→2区(4km) 新潟がトップで2区へ

<1区通過順位(10位まで)>
1位 新潟
2位 愛知
3位 群馬
4位 大阪
5位 福岡
6位 滋賀
7位 千葉
8位 愛媛
9位 東京
10位 長崎
1区は6キロで争われ、ともに先月の全国高校駅伝で活躍した長野東高校の村岡美玖選手と、大阪薫英女学院の水本佳菜選手が大学生や社会人の力のある選手を相手にどれだけ実力を発揮できるか注目です。
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また、世界選手権のマラソンでトップ10となる9位に入った松田瑞生選手が、大阪のアンカーとして新年最初のレースに臨みます。 さらに大学駅伝で、1年生ながら活躍している米澤奈々香選手が高校時代を過ごした宮城の2区で、先月の全国高校駅伝でチームの初優勝に貢献した長野東高校のエース村岡美玖選手が長野の1区で再び都大路を走るなど、次世代を担う若い選手たちも出場します。
注目は、先月の全国高校駅伝で活躍した2人の高校生ランナーです。 長野東のエース、村岡美玖選手はアンカーとして、逆転での初優勝に大きく貢献しました。「集団より単独で走ることを得意」としている中で、1区でどう力を発揮するか注目です。 もう1人は、大阪薫英女学院のエース、水本佳菜選手です。全国高校駅伝では1区を走り、持ち味のラストスパートで区間賞を獲得しました。 1区には去年、5000メートルの日本選手の学生記録を更新し、愛知から出場する名城大4年の山本有真選手など大学生や実業団の力のある選手もそろいます。 【区間最高記録】18分39秒 廣中 璃梨佳【長崎】38回(2020年)
ことしの注目は、仙台育英高校から名城大に進んだ米澤奈々香選手です。先月行われた全日本大学女子選抜駅伝「富士山女子駅伝」で3区を走り、1年生ながら区間新記録をマークして、優勝に大きく貢献しました。 【区間最高記録】12分07秒 小林 祐梨子【兵庫】27回(2009年)
岡山のドルーリー朱瑛里選手は、去年の全国中学選手権の1500メートルで優勝しているほか、去年の3000メートルのタイムが中学生で最も速く、将来が有望な選手の1人です。 また、福岡の岡本彩希選手は去年3区で2年生ながら区間トップの成績を残し、鹿児島の瀬戸口凛選手は全国中学駅伝で初出場で3位に入った神村学園の主力です。 【区間最高記録】9分10秒 高松 望ムセンビ【大阪】31回(2013年)/南 日向【千葉】37回(2019年)
東京オリンピックの3000メートル障害に出場した愛媛の山中柚乃選手や、おととしの全国高校駅伝で仙台育英の優勝に貢献した杉森心音選手など力のある選手がそろっているほか、徳島からは今大会の出場選手で最年長の1人、35歳の松本一恵選手、旧姓、小島一恵選手がレースに臨みます。 松本選手は、全国女子駅伝では中学2年生の時から11年連続で出場し、2007年の大会では7区でいまも破られていない区間記録を残すなど京都の5連覇に大きく貢献しました。 結婚と出産を経て、競技の第一線からは退きましたが今大会で11年ぶりに都大路でたすきをつなぎます。 【区間最高記録】12分29秒 不破 聖衣来【群馬】40回(2022年)
東京から出場する名城大3年の増渕祐香選手は、去年10月の全日本大学女子駅伝でアンカーを務め、区間新記録の走りで優勝に貢献しました。 【区間最高記録】 12分53秒 五十嵐 妙子 【宮城】 13回 (1995年)/ 三原 梓【京都】 38回 (2020年)
去年の全国高校駅伝に出場した選手も多くエントリーしていて、長野東高校の佐藤悠花選手はアンカーにつなぐ4区を区間トップの走りで初優勝につなげました。 【区間最高記録】12分37秒 筒井 咲帆【群馬】34回(2016年)
京都から出場する立命館宇治高校の細谷愛子選手は去年の全国高校駅伝で3区を走り、区間賞を獲得しました。 【区間最高記録】12分21秒 小島 一恵【京都】25回(2007年)/村松 結【京都】38回(2020年)
去年は福岡の川西みち選手が従来の記録を10秒以上更新して区間新記録を残していて、ことしも新たな将来有望な選手が力を発揮できるか注目です。 【区間最高記録】9分30秒 川西 みち【福岡】40回(2022年)
大阪から4年ぶりに出場する松田瑞生選手は去年の世界選手権のマラソンで9位を入った国内のトップ選手の1人です。ことし10月に行われるパリオリンピックの代表選考レース、MGC=マラソングランドチャンピオンシップの出場権も、すでに獲得していて、新年最初のレースで弾みをつけられるか注目です。 その松田選手と同じ実業団に所属する千葉の加世田梨花選手も去年、ドイツで行われたベルリンマラソンで日本選手トップの7位に入るなど調子をあげている23歳です。 【区間最高記録】30分52秒 福士 加代子【青森】22回(2004年)
全国女子駅伝には、中学2年生から中止となったおととしをはさんで8大会連続で出場し、ことしは、地元兵庫のふるさとランナーとして、2区を走る予定でした。 兵庫の濱本憲秀監督によりますと、13日、田中選手から「年末年始の練習がうまくできず、コンディションが万全でない」と伝えられたということで、レースを欠場することになりました。田中選手は、中継所で、代役を務める選手をサポートするということです。 このほか、群馬から出場する予定だった拓殖大2年で去年4区で13人を抜き、区間新記録をマークした不破聖衣来選手も欠場することになりました。
【1区(6km)】5kmすぎ 新潟が抜け出す
【1区(6km)】中間点3km
12:30 スタート
コンディションは
【レースの見どころ】
《コース紹介/各区間 見どころ》
1区(6km)
2区(4km)
3区(3km)
4区(4km)
5区(4.1075km)
6区(4.0875km)
7区(4km)
8区(3km)
9区(10km)
田中希実(兵庫)と不破聖衣来(群馬)は欠場
NHK放送予定
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