東京 秋葉原で7
人が
死亡、10
人が
重軽傷を
負った
通り魔事件から8
日で12
年です。
現場では
花を
手向ける
人がみられましたが、
近くの
寺の
僧侶が
毎年行ってきた
献花の
場所の
設置はことしで
最後となります。
平成20
年6
月8
日、
大勢の
人たちでにぎわう
東京 秋葉原の
歩行者天国に
トラックが
突っ込み、
通行人がはねられたうえ、
次々に
ナイフで
刺され、7
人が
死亡、10
人が
重軽傷を
負いました。
当時25
歳で
事件を
起こし、
殺人などの
罪に
問われた
加藤智大死刑囚(37)の
死刑が
確定しています。
事件から12年となる8日、現場の交差点では花を手向けたり手を合わせたりする人たちがみられました。静岡県から訪れた27歳の男性は「当時を知らない人たちも増えてきていますが、悲惨な事件をこの日だけでもいいから思い出してほしいという思いで祈りをささげました」と話していました。
献花のための場所は近くの寺の僧侶、田邊泰慧さんが毎年設けてきたものですが、訪れる人は年々少なくなり十三回忌も終えることから設置はことしで最後になるということです。
田邊さんは「世の中が不安定になっている中、また、このような悲惨な事件が起きないかとても危惧している。ここで起きたことを決して忘れないでほしい」と話していました。