福島県三春町に1000年以上前からあると言われる桜の木は、国の天然記念物になっています。ベニシダレザクラという桜で、高さが13mあります。花が咲くと滝のように見えるため「滝桜」と呼ばれています。
今年は3月が暖かくて、3月27日に滝桜が咲き始めました。花がたくさん咲いて、4月1日に今まででいちばん早く満開になりました。
1日には大勢の人が来て、滝桜の周りをゆっくり歩いたり写真を撮ったりしていました。新型コロナウイルスの問題で長い間、食事しながらお花見ができませんでした。今年からできるようになって、たくさんの人が楽しんでいました。
ほかの県から来た男性は「満開の桜を見ることができると思っていなかったので、びっくりしました。とても立派な桜ですごいです」と話していました。