新型コロナウイルスのワクチンを
接種した
女性が、3
日後に
死亡したことについて、
厚生労働省は
自民党の
会合で、ワクチン
接種との
因果関係が
あるか
どうか、
詳しく
検証する
方針を
示しました。
厚生労働省は2
日、
先月26
日に
新型コロナウイルスのワクチンを
接種した60
代の
女性が3
日後に
死亡し、
原因は
くも膜下出血が
推定されると
発表しました。
これについて、3日開かれた自民党の会合で、厚生労働省の担当者は女性の死亡とワクチン接種との因果関係があるかどうか、詳しく検証する方針を示しました。
これに対し、出席した議員からは「因果関係はないかもしれないが、これから多くの高齢者がワクチンを接種する中で、亡くなる人も出てくるかもしれない。透明性を持って広報していく必要がある」という指摘が出されました。
また、EU=ヨーロッパ連合などで検討されているように、日本でもワクチンを接種した人に証明書を発行することを検討すべきだという意見が出されたのに対し、厚生労働省の担当者は「『証明があれば何をしてもよい』ということになるのを懸念している」と述べ、現時点では検討していないことを明らかにしました。