일본어 뉴스: 「電動車」二酸化炭素排出量製造段階から算出国交省が検討

「電動でんどう車しゃ」二に酸化さんか炭素たんそ排出はいしゅつ量りょう製造せいぞう段階だんかいから算出さんしゅつ国交こっこう省しょうが検討けんとう

Oct 3, 2021 13:10

Furigana

脱だつ炭素たんそ社会しゃかいの実現じつげんに向むけて普及ふきゅうが見込みこまれる電気でんき自動車じどうしゃなどの「電動でんどう車しゃ」が、製造せいぞう段階だんかいから廃車はいしゃになるまでどれくらいの二に酸化さんか炭素たんそを排出はいしゅつするのか、国土こくど交通こうつう省しょうが本格ほんかく的てきな検討けんとうを始はじめることになりました。

脱だつ炭素たんそ社会しゃかいの実現じつげんに向むけて、政府せいふは2035年ねんまでにすべての新車しんしゃを「電動でんどう車しゃ」にするという目標もくひょうを掲かかげ、走行そうこう中ちゅうは二に酸化さんか炭素たんそを排出はいしゅつしない電気でんき自動車じどうしゃなどの普及ふきゅうを後押あとおしする方針ほうしんです。

ただ、電動でんどう車しゃは、製造せいぞう段階だんかいから廃車はいしゃになるまでの、いわゆる「ライフサイクル」全体ぜんたいで、二に酸化さんか炭素たんその排出はいしゅつ量りょうをどのように算出さんしゅつするかが課題かだいとして指摘してきされているため、国土こくど交通こうつう省しょうが来年度らいねんどから本格ほんかく的てきな検討けんとうを始はじめることになりました。

この中なかでは、車体しゃたいやバッテリーなどを作つくる際さいの排出はいしゅつ量りょうに加くわえ、走行そうこう時じについても、調達ちょうたつする電力でんりょくが火力かりょく発電はつでんか、それとも再生さいせい可能かのうエネルギーによる発電はつでんかなどを踏ふまえて排出はいしゅつ量りょうを算出さんしゅつできるよう、研究けんきゅうしていくということです。

気候きこう変動へんどうに対にたいする危機きき意識いしきの高たかまりから、アメリカやヨーロッパ、それに中国ちゅうごくなどが電動でんどう車しゃの普及ふきゅうを進すすめる中なか、国土こくど交通こうつう省しょうは、二に酸化さんか炭素たんその排出はいしゅつ量りょうを総合そうごう的てきに算出さんしゅつする手法しゅほうをなるべく早期そうきに確立かくりつし、日本にっぽんとしてこの分野ぶんやでの国際こくさい的てきな議論ぎろんをリードしたい考かんがえです。