俳優のアレック・ボールドウィンさんが撮影中の誤射によって2人を死傷させた事故で、銃を準備した女性が以前もトラブルを起こし、ニコラス・ケイジさんを激怒させていたことが分かりました。
27日、アメリカ・ニューメキシコ州サンタフェで捜査当局が会見を開き、ボールドウィンさんが誤って撃ったのは殺傷能力が高いとされるコルト社製の45口径リボルバー式拳銃だったと明らかにしました。
撮影現場には他に小道具として2つの銃が用意されていましたが、いずれも実弾を発射できるものではありませんでした。
銃を準備した元モデルの24歳の女性は前回の映画撮影時に周囲へ何も伝えず発砲し、主演俳優のニコラス・ケイジさんが「ちゃんと警告しろ!鼓膜が裂けたぞ!」と激怒したため、撮影が一時中断したということです。