米ペンシルベニア州で小型機が墜落し、搭乗していた男性と娘が一時行方不明になりました。捜索隊は、娘が持っていたタブレット端末「iPad」が発信する信号を頼りに、2人の居場所を突き止めて救助しました。
ペンシルべニア州警察によると、墜落した単発機のセスナ150は14日、同州ピッツトンの空港を飛び立って間もなく、レーダーから機影が消えました。
同機にはパイロットの58歳の男性と、13歳の娘が搭乗していました。
iPadの中には信号を送受信できる機種があり、救助隊はこの信号の発信場所を突き止めて、その場所で2人を発見しました。
2人は低体温症に近い状態で発見され、軽傷も負っていたことから、病院に入院して回復の途上にあるということです。