中華まんなどで
知られる
東京の
食品メーカー「
中村屋」の
工場の
社員が、ネパール
人6
人に
資格外の
活動にあたると
知りながら
業務をさせたとして、
警視庁は、
この社員と
法人としての
中村屋を
不法就労助長の
疑いで
書類送検しました。
書類送検されたのは東京 新宿区の食品メーカー「中村屋」の埼玉県内の工場に勤める52歳の係長と、法人としての中村屋です。
警視庁によりますと係長は、ことし6月までのおよそ2年半にわたり、人材派遣会社から派遣されたネパール人6人について、資格外の活動にあたると知りながら工場で業務をさせたとして、不法就労助長の疑いが持たれています。
係長は、工場で派遣労働者の受け入れを担当していましたが、ネパール人と人材派遣会社がことし8月に検挙され、警視庁が捜査した結果、係長が不法就労にあたると知ったうえで受け入れた疑いがあることが分かったということです。
ネパール人は、あんみつの容器にシールを貼り付けるなどの作業に従事していたということで、係長は任意の事情聴取に対し容疑を認め「人手不足のため、人材を確保することを優先してしまった」と話しているということです。