警備会社「ALSOK」の
元社員が、ATMのメンテナンス
中に
現金合わせて
およそ1
億円を
盗んだとして、
千葉県警に
逮捕されました。
調べに対し、「
競艇をするための
金が
必要だった」と
供述しているということです。
逮捕されたのは、「ALSOK」=綜合警備保障 警送千葉支社の元社員、角川恵太容疑者(33)です。
警察によりますと、警備会社に勤務していた去年10月、千葉県内にある6つの金融機関などのATMから現金合わせておよそ1億円を盗んだ疑いが持たれています。
角川元社員は、金融機関から管理を委託されたATMのメンテナンス業務を1人で行っていて、翌月、別の社員がATMを点検した際に現金が不足していることに気がついたということです。
社内調査でメンテナンスの際に現金を盗んだことを認め、警察の捜査でも近くの防犯カメラに元社員の姿が写っていたということです。
調べに対し、「競艇をするための金が必要だった」などと供述しているということで、警察は当時の勤務状況などをさらに調べることにしています。
綜合警備保障は「関係者の方々に心からおわび申し上げます。社員教育を徹底し再発防止に努めたい」とコメントしています。