Actualités japonaises: トンガ大規模噴火 “2人行方不明建物損傷被害も” 国連機関

トンガ大だい規模きぼ噴火ふんか “2人にん行方ゆくえ不明ふめい建物たてもの損傷そんしょう被害ひがいも” 国連こくれん機関きかん

Jan 18, 2022 11:01 3

Furigana

南太平洋みなみたいへいようのトンガ付近ふきんで発生はっせいした大だい規模きぼな火山かざんの噴火ふんかから丸まる3日にちが過すぎようとしています。被害ひがいの詳くわしい状況じょうきょうが分わからない中なか、国連こくれんの機関きかんは、トンガで行方ゆくえ不明ふめい者しゃが出でているほか、沿岸えんがん部ぶで建物たてものが大おおきく損傷そんしょうする被害ひがいが報告ほうこくされていることを明あきらかにしました。

南太平洋みなみたいへいようのトンガ付近ふきんで今月こんげつ15日にちに発生はっせいした大だい規模きぼな火山かざんの噴火ふんかから、18日にちで丸まる3日にちが過すぎようとしていますが、現在げんざいも現地げんちでの通信つうしんが困難こんなんな状態じょうたいが続つづいていて、依然いぜんとして被害ひがいの詳くわしい状況じょうきょうは分わかっていません。

こうした中なか、OCHA＝国連こくれん人道じんどう問題もんだい調整ちょうせい事務所じむしょは、これまでに判明はんめいしたとする現地げんちの被害ひがいの情報じょうほうをホームページに掲載けいさいしました。

それによりますと、トンガでは17日にちの時点じてんで2人にんが行方ゆくえ不明ふめいになっているということです。

また、オーストラリアとニュージーランドが17日にち、現地げんちの上空じょうくうに派遣はけんした軍ぐんの哨戒しょうかい機きの情報じょうほうをもとに、トンガ諸島しょとうの中なかでも海抜かいばつが低ひくい2つの島しまの被害ひがいが特とくに懸念けねんされるとしたうえで、首都しゅとがあるトンガタプ島とうの西にし海岸かいがん沿ぞいで建物たてものが大おおきく損傷そんしょうする被害ひがいが報告ほうこくされているとしています。

一方いっぽう、国連こくれんの衛星えいせいセンターは、噴火ふんかの前まえと後ごに撮影さつえいされた火山かざんとその周辺しゅうへんの衛星えいせい写真しゃしんの分析ぶんせき結果けっかを公開こうかいし、トンガタプ島とうの沿岸えんがんなどで、噴火ふんかの前まえと後あとで一部いちぶの建物たてものの様子ようすが変化へんかしていることから、津波つなみで被害ひがいが出でた可能かのう性せいがあると指摘してきしています。