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自身2度目となる右ひじじん帯の修復手術から2シーズンぶりにピッチャーとして復帰した大谷選手は、28日、復帰後3試合目の先発登板としてカンザスシティーで行われたロイヤルズ戦に1番・ピッチャーで出場しました。
復帰後初めて相手の本拠地球場で投打の二刀流出場となったため、大谷選手はプレーボールとともに第1打席に入り、昨シーズン16勝をあげたロイヤルズの先発、ルーゴ投手に3球三振に倒れました。
直後の1回ウラ、大谷選手は中5日でマウンドに上がり最初のバッターをセカンドフライに打ち取ったあと、ヒットと復帰後初めてのフォアボールも与えて1アウト一塁二塁のピンチを招きました。
続く4番、パスクァンティーノ選手に対してはストレート2球で追い込むと3球目に163。
6キロのストレートで詰まらせ、セカンドへのダブルプレーに打ち取って立ち上がりを無失点で切り抜けました。大谷選手はエンジェルス時代の2022年9月にマークした163。
2キロを上回り、大リーグでの自己最速を3シーズンぶりに更新しました。大谷選手は2回もマウンドに上がり1アウトを取ったあと、続くバッターからはキレのあるスライダーで空振りの三振を奪うなどこの回、ヒットを許さずマウンドを降りました。
復帰3試合目の登板は初めて2回まで投げて無失点、球数は27球で打たれたヒットは1本、フォアボールと奪三振が1つずつでした。
このあと指名打者で出場を続けた大谷選手は、3回の第2打席が空振り三振、5回の第3打席は大きな当たりを見せましたがセンターフライに倒れました。
0対6の7回は先頭バッターで第4打席に立ち、ここも見逃しの三振でした。
その後、ドジャースは1対9と大きくリードを許したため、8回から野手のロハス選手がマウンドに上がり、大谷選手は指名打者が解除されてベンチに下がりました。
この試合は4打数ノーヒットで連続試合ヒットが「5」で止まり、打率は2割9分1厘に下がりました。
ドジャースは9回、打線が粘りを見せて4点を返しましたが、5対9で敗れて連勝が「5」で止まりました。
