Actualités japonaises: オリンピック体操男子団体日本は銀メダル

オリンピック体操たいそう男子だんし団体だんたい日本にっぽんは銀メダルぎんめだる

Jul 26, 2021 21:07

Furigana

東京とうきょうオリンピック、体操たいそうの男子だんし団体だんたいで日本にっぽんが銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしました。

体操たいそうの男子だんし団体だんたいの決勝けっしょうは予選よせん上位じょういの8チームが出場しゅつじょうして6種目しゅもくで各かくチーム3人にんの合計ごうけい得点とくてんで争あらそわれます。

日本にっぽんは代表だいひょうの4人にん全員ぜんいんがオリンピック初はつ出場しゅつじょうのメンバーで2大会たいかい連続れんぞくの金メダルきんめだるを目指めざしました。

日本にっぽんは1種目しゅもくめのゆかで、最初さいしょに演技えんぎした18歳さいの北園きたぞの丈たけ琉選手せんしゅが安定あんてい感かんのある演技えんぎで14点てん台だい後半こうはんの得点とくてんをマークしました。

日本にっぽんは2種目しゅもくめのあん馬あんばと3種目しゅもくめのつり輪わも演技えんぎした3人にんが大おおきなミスのない演技えんぎを見みせました。

4種目しゅもくめの跳馬ちょうばでは谷川たにがわ航わたる選手せんしゅが大技おおわざの「リ・セグァン2」を決きめて、15点てん台だいの高こう得点とくてんをマークしました。

決勝けっしょうの終盤しゅうばん、日本にっぽんはロシアオリンピック委員いいん会かいと中国ちゅうごくと競り合せりあう展開てんかいとなり、日本にっぽんは平行棒へいこうぼうで3人にんのうち2人にんが15点てん台だいの高こう得点とくてんをあげて、最後さいごの種目しゅもく、鉄棒てつぼうにつなぎました。

鉄棒てつぼうでは、日本にっぽんで最後さいごに演技えんぎする選手せんしゅとなった19歳さいの橋本はしもと大輝だいき選手せんしゅが15.100の高こう得点とくてんをマークしました。

日本にっぽんは6種目しゅもくの合計ごうけいで262.397の得点とくてんで銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしました。

1位いはロシアオリンピック委員いいん会かいで、日本にっぽんは0.103ポイント及およばず、この種目しゅもく2大会たいかい連続れんぞくの金メダルきんめだるはなりませんでした。

3位いは中国ちゅうごくでした。

橋本はしもと「最後さいご自分じぶんが決きめたいと思おもった」

橋本はしもと大輝だいき選手せんしゅは最後さいごに演技えんぎした鉄棒てつぼうについて「ずっと3人にんがミスなくつないできてくれて、最後さいご、自分じぶんが決きめたいと思おもった。そのためにはメダルの色いろなんか気きにせずに、自分じぶんの今いまできる演技えんぎをしようと決きめていた。その結果けっか、最後さいごの着地ちゃくちが決きまったのかなと思おもう」と話はなしていました。

そして、銀メダルぎんめだるについて「初はつ出場しゅつじょうであと0.1ポイント差さで、すごく重おもみがあると感かんじた。自分じぶんだけではなくてほかの3人にんも悔くやしいと思おもっているので、またパリオリンピックに向むけて頑張がんばっていきたい」と話はなしていました。

萱かや「チーム日本にっぽんとしてやるべきことをやった」

萱かや和磨かずま選手せんしゅは「きょうはこの夢ゆめの舞台ぶたいを楽たのしもうと臨のぞんだ。演技えんぎ中ちゅうは『まだ終おわりたくない』と思おもい夢ゆめの時間じかんを過すごせた。演技えんぎもやりきることができてすがすがしい」と初はじめてのオリンピックを振り返ふりかえりました。

また、銀メダルぎんめだるについては「悔くやしさもあるが、チーム日本にっぽんとしてやるべきことをやった。全員ぜんいんミスなく演技えんぎをつなぐことができたのは価値かちがある。見みている人ひとたちに勇気ゆうきや感動かんどうを少すこしでも与あたえられたのではと思おもう」と話はなしていました。

北園きたぞの「この銀メダルぎんめだるは本当ほんとうに一生いっしょう忘わすれない」

18歳さいの北園きたぞの丈たけ琉選手せんしゅは「本当ほんとうにいつもと違ちがう緊張きんちょう感かんの中なかで楽たのしかったが、怖こわさもあったり、すごい舞台ぶたいだなと思おもった」と話はなしました。

そのうえで「この銀メダルぎんめだるは本当ほんとうに一生いっしょう忘わすれない。これからパリに向むけての課題かだいだと思おもうし、次つぎは金メダルきんめだるを取とるしかないと思おもっている」と次つぎのオリンピックを見据みすえて今後こんごの決意けついを話はなしました。

谷川たにがわ「跳馬ちょうばは気付きづいたらガッツポーズ」

谷川たにがわ航わたる選手せんしゅは大技おおわざの「リ・セグァン2」を決きめた跳馬ちょうばの演技えんぎについて「助走じょそうの途中とちゅうから記憶きおくがないみたいな感かんじで、いつのまにか終おわっていた。気きづいたらガッツポーズをしていた」と笑顔えがおで話はなしました。

また、初はじめてのオリンピックについて「すごく楽たのしかった。やっぱりオリンピックは特別とくべつな試合しあいなので緊張きんちょうもした。いつもの試合しあいと違ちがう雰囲気ふんいきだった」と話はなしていました。

初はつ出場しゅつじょうの4人にん一丸いちがんで銀ぎん

体操たいそう男子だんし団体だんたいは、オリンピックの1年ねんの延期えんきで成長せいちょうした10代だいの2人にんを含ふくむいずれもオリンピック初はつ出場しゅつじょうの4人にんが一丸いちがんとなった演技えんぎを見みせ、銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしました。

先月せんげつまで行おこなわれた代表だいひょう選考せんこう会かいを勝ち抜かちぬいた団体だんたいのメンバーは、橋本はしもと大輝だいき選手せんしゅと萱かや和磨かずま選手せんしゅ、谷川たにがわ航わたる選手せんしゅ、北園きたぞの丈たけ琉選手せんしゅの4人にんで、平均へいきん年齢ねんれいは21歳さい余あまり。同おなじく団体だんたいの金メダルきんめだるを獲得かくとくしたアテネ大会たいかいとリオデジャネイロ大会たいかいの24歳さい余あまりを下回したまわるメンバーで構成こうせいされ、オリンピックを経験けいけんした選手せんしゅは1人にんもいません。