J1で首位を走るフロンターレは、去年11月のリーグ戦で大分トリニータに敗れて以来30試合連続で負けておらず、J1記録を更新し続けていました。
フロンターレは25日、福岡市のベスト電器スタジアムでアビスパとの試合に臨みました。
フロンターレは前半から押し込みましたが、得点を奪えず0対0で折り返すと、後半21分にアビスパのジョルディ・クルークス選手に鮮やかなミドルシュートを決められ、先制を許しました。
フロンターレはその後、フォワードの人数を増やして相手を上回る13本のシュートを打ちましたが追いつくことはできず、0対1で敗れました。
この結果、フロンターレの連続負けなし記録は30試合でストップしました。
今シーズン初めての敗戦でもあり、開幕から負けなしのJ1記録も25試合でストップしました。
フロンターレはここ3試合、勝ちがなく、2位の横浜F・マリノスとの勝ち点の差は1に縮まりました。
鬼木達監督は「前半に1点でも入れば流れが変わったが、相手のハードワークもあり難しいゲームになった。今は我慢のときだと思うが、長いシーズンを戦ううえでこういう時期もある。しっかりふんばって我慢強さを身につけられれば最後大きな飛躍につながる」と話していました。