群馬県の
北関東自動車道で
乗用車がガードレールに
衝突し、
女性2
人が
死亡した
事故で、
逮捕された
会社役員がタブレット
端末の
操作に
気をとられて、
乗用車に
接近し
事故を
誘発したとして、
検察は
過失運転致死傷の
罪で
起訴しました。
ひき逃げについては処分保留とし捜査を続けるということです。
起訴されたのは、栃木県真岡市の建設会社社長、増山邦夫被告(54)です。
起訴状などによりますと、増山社長は去年12月、群馬県の北関東自動車道を時速100キロほどで走行中、タブレット端末の操作に気をとられて、後ろから走ってきた乗用車に気付かないまま接近し、事故を避けようとした乗用車をガードレールに衝突させ女性2人を死亡、2人に重軽傷を負わせたとして過失運転致死傷の罪に問われています。
検察は認否を明らかにしていません。
増山社長はひき逃げの疑いでも逮捕されましたが、検察は処分保留とし、捜査を続けるということです、
遺族「また一歩進んだなという気持ち」
この事故で
亡くなった
三田昌子さんの
夫の
静雄さん(66)は30
日、NHKの
取材に対し「
起訴の
報告を
受けてほっとして、また
一歩進んだなという
気持ちです」と
話しました。
被告に対しては「起きてしまった事故に関して認めるところは責任を持って認めてほしいです。処分保留になったひき逃げについては、被告本人にしかわからないことだと思うので、はっきりしてほしい」と話していました。