せきなど引き起ひきおこすあら感覚かんかく細胞さいぼう マウスの「のど」で発見はっけん

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N2 Apr 12, 2025 10:04 1
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일본 신문
たばこけむりや「にが」に反応はんのうしてせきやおろ引き起ひきおこすあら感覚かんかく細胞さいぼうをマウスの「のど」でつけたと京都きょうと府立ふりつ医科いか大学だいがくなど研究けんきゅうグループ発表はっぴょうしました。グループ慢性まんせいてきなせきの治療ちりょうにつながるとして、今後こんご、ヒトにも同様どうよう感覚かんかく細胞さいぼうがないか調しらべることにしています。

京都きょうと府立ふりつ医科いか大学だいがくたるこう 教授きょうじゅらの研究けんきゅうグループはマウスの感覚かんかく器官きかん調しらべるなかで、せきや飲み下のみくだしにかかわるあら感覚かんかく細胞さいぼう発見はっけんしました。

この細胞さいぼう気管きかん入り口いりくちの「喉頭こうとう(こうとう)」と食道しょくどう入り口いりくち部分ぶぶんの「咽頭いんとう(いんとう)」にそれぞれ存在そんざいします。

喉頭こうとう」にある細胞さいぼうたばこけむり空気くうき汚染おせん物質ぶっしつなどふくまれる化学かがく物質ぶっしつ刺激しげき反応はんのうしてせきをこす一方いっぽう、「咽頭いんとう部分ぶぶんにある細胞さいぼうにが反応はんのうして飲み下のみくだしをうながこともわかりました。

この細胞さいぼうはたらかかわる特定とくてい遺伝子いでんしはたらかないようにしたマウスでは、化学かがく物質ぶっしつによる刺激しげきあたえてもせきがなくなったということです。

グループ慢性まんせいてきなせきの治療ちりょうなどにつながる成果せいかだとしていて、今後こんご、ヒトののどにも同様どうよう感覚かんかく細胞さいぼうがないかを調しらべることにしています。

たる 教授きょうじゅは「たばこけむりでせきがのはけむり粒子りゅうし吸い込すいこことで物理ぶつりてき刺激しげきけるからだとおもわれていたが、けむり化学かがくてき成分せいぶん原因げんいん可能かのうせいしめされた。

この細胞さいぼうがヒトののどにもあれば、せき症状しょうじょう精密せいみつ診断しんだん治療ちりょうやく開発かいはつにつながる」とはなしていました。
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