
また、南アフリカで確認された別の変異ウイルスの報告があった国や地域は2つ増えて82、ブラジルで確認された別の変異ウイルスも7つ増え52となりました。
これら3つの変異ウイルスには、感染力や免疫の効果に影響を与えるおそれのある遺伝子変異があり、WHOは「懸念される変異株」に指定して監視を強めています。
このうちブラジルでは、ことし1月時点で検出された変異ウイルスの割合は28%でしたが、先月には73%に上るなど、感染が急速に拡大しているということです。
ブラジルでの変異ウイルスの拡大を受けて、フランスのカステックス首相は13日、ブラジルとを結ぶすべての航空便の運航を当面、停止すると発表しました。
このほかWHOの報告書では、3つの変異ウイルスに次ぐ「注目すべき変異株」に、フィリピンや日本でことし2月に確認された変異ウイルスや、フランスでことし1月に確認された変異ウイルスなど6つを挙げています。
5
4
3
2
1