大会後に帰国した松山選手は14日、リモートで記者会見を開き「マスターズは最高の舞台だと思う。日本に帰ってきていろいろなニュースを見るたびにすごいことをしたんだなと実感している」と喜びを語りました。
そのうえで、マスターズでの勝因については「練習で『いけるかな』という気持ちになれたことが大きかったのではないか。スイングの感触がよく、ミスしても怒らずにやってきたことを信じてやろうと、いいプレーをすることだけを考えていた」と振り返りました。
一方で、14日で100日となった東京オリンピックについても「無事開催されれば、金メダルを目標に頑張りたい」と意気込みを語りました。 松山選手は、日本で休養したあと来月、アメリカツアーに復帰する予定です。
15日から三重県桑名市で行われる国内男子ゴルフのことしの開幕戦に出場する石川選手は、14日の練習後に取材に応じました。 この中で、同じ学年の松山選手のマスターズ優勝という快挙について「本当に歴史的な瞬間で、とにかく勇気づけられたし、自分のモチベーションにもなる」とたたえました。 みずからもアメリカツアーに挑戦したことがある経験を踏まえ「英樹ができたからといって日本人もできるんだという話ではないと思う。彼の努力と判断力、自分が進んでいくべき道を判断するセンスなどいろいろな要素があっての優勝だと思います」と、冷静に分析していました。 そのうえで、「日本の子どもたちが自分に続いてくれればとコメントしていたが、自分も勇気づけられた1人で、簡単ではないが続けるように頑張りたい」と話していました。
同じ学年の石川 遼「勇気づけられた」