RSウイルス感染かんせんしょう流行りゅうこうつづまんゆか”の病院びょういん重症じゅうしょうまえ受診じゅしん

Easy Japanese news
Jul 3, 2021 06:07 0
Furigana
おもども感染かんせんし、重症じゅうしょうするおそれあるRSウイルス感染かんせんしょう流行りゅうこう各地かくちつづいています。東京とうきょう都内とないでは、小児しょうに病床びょうしょう半分はんぶんほどが、この感染かんせんしょう患者かんじゃまっている病院びょういんもあり、重症じゅうしょうするまえはや受診じゅしんびかけています。

RSウイルス感染かんせんしょうは、おもども感染かんせん発熱はつねつやせきなどかぜに症状しょうじょう病気びょうきで、生後せいご6か月かげつ以下いかあかちゃんこころ疾患しっかんあるあかちゃんなどが感染かんせんすると、重症じゅうしょうするおそれがあります。

ことしは、はや時期じきから感染かんせんしゃ急増きゅうぞうしていて、専門せんもんでは、新型しんがたコロナウイルスへの対策たいさく去年きょねん感染かんせんひろがらなかった結果けっかおおども免疫めんえきっていないことが影響えいきょうしているとみられています。

国立こくりつ感染かんせんしょう研究所けんきゅうじょによりますと、全国ぜんこくおよそ3000の医療いりょう機関きかん小児しょうにで、先月せんげつ20にちまでの1週間しゅうかんにRSウイルス感染かんせんしょう診断しんだんされた患者かんじゃかずは9641にんとなっています。

おととしおな時期じきくらべておよそ12ばい感染かんせんひろがらなかった去年きょねんのおよそ440ばいたります。

東京とうきょう みなと愛育あいいく病院びょういんでは、小児しょうにある18の病床びょうしょう半分はんぶんほどをRSウイルス感染かんせんしょう患者かんじゃめ、先月せんげつからほぼまんゆか状態じょうたいつづいているということです。

先週せんしゅうまで入院にゅういんしていたという1さい男の子おとこのこ母親ははおやは「いま落ち着おちつきましたが、ゼロゼロというようなせきをずっとしていて、しんどそうでした。おやとしてもつらかったです」とはなしていました。

ベッドがないことから、入院にゅういん必要ひつよう症状しょうじょうでも、外来がいらい点滴てんてきって様子ようすをみるケースているということです。

また救急きゅうきゅう搬送はんそう相次あいついでいて、1にちよるから2にちあさにかけては、高熱こうねつでけいれんをこすなどして4にんはこばれてきたということです。

愛育あいいく病院びょういん小児しょうに浦島うらしまたかし医師いしは「救急きゅうきゅう現場げんば病床びょうしょうひっ迫ひっぱくしてきている。母乳ぼにゅうミルクりょうったり、られないほどせきがつづいたりする場合ばあいは、ためらわずに医療いりょう機関きかん受診じゅしんしてほしい」とびかけています。

全国ぜんこくてき流行りゅうこう

国立こくりつ感染かんせんしょう研究所けんきゅうじょデータをもとにRSウイルス感染かんせんしょう流行りゅうこう状況じょうきょう分析ぶんせきしました。

1医療いりょう機関きかんたりの1週間しゅうかん患者かんじゃすうを5段階だんかい色分いろわすると、ことしにはいって最初さいしょ九州きゅうしゅう感染かんせんしゃはじめ、4つき以降いこう本州ほんしゅう各地かくちでもえていきます。

5つきはい関西かんさい東北とうほくなど患者かんじゃえ、1医療いりょう機関きかんたり患者かんじゃすうが5にん以上いじょう地域ちいきてきます。

先月せんげつには、関東かんとうでも患者かんじゃすう増加ぞうかし、全国ぜんこくてき流行りゅうこうとなっています。

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