国防総省は、今回撃墜した物体は大きさが小型の自動車ほどで高度およそ1万2000メートルを飛行していたと明らかにし、アメリカ軍が今月4日に南部サウスカロライナ州の沖合の上空で撃墜した中国の気球とは、大きさや形状が似ていないと説明しています。
また、戦闘機を接近させて確認したところ物体に人は乗っておらず、操縦できる能力もないとみられるとしています。
国防総省は、現時点では誰がどのような目的で飛ばしたかわからないとしていて、残骸を回収し解明を急ぐことにしています。
アメリカ国防総省によりますと10日、アメリカ軍のF22ステルス戦闘機がアラスカ州北部の領海の上空を飛行していた物体にミサイルを発射し、撃墜したということです。
アメリカ軍などでつくるNORAD=北米航空宇宙防衛司令部が前日の9日に地上レーダーで物体を検知し、民間の航空機の飛行に危険をおよぼすおそれがあるとして、バイデン大統領が撃墜を指示したということです。
国防総省は、今回撃墜した物体は大きさが小型の自動車ほどで高度およそ1万2000メートルを飛行していたと明らかにし、アメリカ軍が今月4日に南部サウスカロライナ州の沖合の上空で撃墜した中国の気球とは、大きさや形状が似ていないと説明しています。
また、戦闘機を接近させて確認したところ物体に人は乗っておらず、操縦できる能力もないとみられるとしています。
国防総省は、現時点では誰がどのような目的で飛ばしたかわからないとしていて、残骸を回収し解明を急ぐことにしています。