アメリカのIT
大手アップルは、
先月までの3
か月間の
決算を
発表し、
最新の
スマートフォンの
販売が
好調だったこと
などから、
売り上げ、
最終的な
利益ともに
過去最高を
更新しました。
アップルは27日、去年10月から12月までの3か月間の決算を発表しました。
それによりますと、売り上げは1239億4500万ドル、日本円にして14兆円余りとなり、前の年の同じ時期と比べて11%増えたほか、最終的な利益も346億3000万ドル、日本円で3兆9000億円余りと20%増加し、売り上げ、最終的な利益ともに3か月決算としては過去最高を更新しました。
これは、製品の心臓部に使われる半導体を自社で開発しているため、世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱の影響を最小限に抑えることができ、去年9月に市場に投入したiPhone13の販売が好調だったことや、コロナ禍で自宅で過ごす人が増え、パソコンの買い替え需要も高まったことなどが主な理由です。
アップルは、ことし3月までの3か月間の業績について、サプライチェーンの混乱による制約はある程度和らぎ、堅調な成長が続くという見通しを示しています。