一見すると切り株のような火星のクレーターの画像が、1日までに新たに公開されました。欧州宇宙機関(ESA)が主導する火星探査プログラム「エクソマーズ」で打ち上げた探査機がとらえました。
ESAによると、ちょうど樹木の年輪から地球の過去の気候に関する詳細な情報が得られるのと同様に、クレーターの内側の模様が火星のたどった歴史を明らかにしてくれるということです。
画像は2021年、ESAとロシアの宇宙機関ロスコスモスが打ち上げた探査機に搭載したカメラで撮影されました。探査機は16年に火星に到達し、18年からミッションを開始しています。