去年1
年間に
全国で
発売された
新築マンションの
平均価格は5115
万円と、
初めて5000
万円を
超えました。
新型コロナウイルスの
影響で
在宅勤務が
広がる中、
地方都市でも
マンションの
需要が
高まっています。
民間の調査会社、不動産経済研究所によりますと、去年1年間に全国で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は、前の年より2.9%値上がりして5115万円でした。
5年連続の値上がりで、初めて5000万円を超えました。
地域ごとに見ると、首都圏は6260万円と、バブル景気の時期の1990年を超えて過去最高となったほか、近畿圏が4562万円と、過去3番目に高くなっています。
このほか札幌市が5026万円と、前の年より28.3%値上がりするなど、調査会社は新型コロナの影響で在宅勤務が広がる中、地方都市でも共働き世帯を中心にマンションの需要が高まっているとしています。
今後の見通しについて調査会社では「建築資材や人件費が上昇する中、マンションの需要は底堅い状況が続くとみられ、価格も高止まりするのではないか」と話しています。