旧ソビエト時代にウクライナで1機のみ開発された、世界最大の輸送機「アントノフ225型機」。
全長84メートル、幅はおよそ88メートルで、その大きさは、機体に背負ったスペースシャトルが小さく見えるほどです。
この「アントノフ225型機」について、ウクライナ政府はツイッターで、ロシア軍の侵攻で破壊されたと明らかにしました。
機体は、キエフ郊外の軍用空港に隣接した格納庫に駐機していましたが、空港は、ロシア軍に制圧されたと伝えられていました。
“夢”を意味する「ムリーヤ」の愛称で、長年、国民に親しまれてきたこの機体が破壊されたことに、ウクライナのクレバ外相は、次のように話しました。
この機体は、過去に大型重機の輸送などで、日本に着陸したこともありました。