アメリカで物価の高騰が加速しています。先月の消費者物価指数は7.9%上昇し40年ぶりの高い伸び率となりました。
アメリカの2月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて7.9%上昇しました。1982年1月以来、40年1か月ぶりの高い伸び率です。また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で原油価格なども高騰していて、インフレがさらに加速するのは避けられない見通しです。
これに対しバイデン大統領は物価の上昇はロシアのプーチン大統領が原因だと強調。
歴史的な物価高の責任をプーチン氏に転嫁して、国民や野党・共和党の批判をかわす狙いがうかがえます。