Japanese News: ウミガメが側溝に挟まる無事救出され海に鹿児島奄美

ウミガメが側溝そっこうに挟はさまる無事ぶじ救出きゅうしゅつされ海うみに鹿児島かごしま奄美あまみ

Jul 13, 2023 13:07

Furigana

13日にち朝あさ、鹿児島かごしま県けんの奄美あまみ大島おおしまの奄美あまみ市しで、海岸かいがん近ちかくの側溝そっこうにウミガメが挟はさまって動うごけなくなっているのが見みつかり、無事ぶじ救出きゅうしゅつされ海うみに返かえされました。

ウミガメが見みつかったのは、奄美あまみ市し名瀬なぜ長浜ながはま町まちの海岸かいがん近ちかくにある下水げすい処理しょり場じょうのそばの幅はば40センチ、深ふかさ60センチほどの側溝そっこうです。

奄美あまみ市しによりますと、13日にち午前ごぜん8時半じはんごろ「ウミガメが挟はさまっている」と地元じもとの男性だんせいから連絡れんらくがあり、市しは午前ごぜん9時じごろから地元じもとの海洋かいよう生物せいぶつの専門せんもん家かとともに10人にん余あまりで救出きゅうしゅつ作業さぎょうを行おこないました。

ウミガメはアオウミガメのメスで、体長たいちょうは95センチ、体重たいじゅうは推定すいていで100キロ以上いじょうの大人おとなとみられ、ショベルカーにつけたロープを巻まきつけて引き上ひきあげられ、およそ1時間じかん後ごに無事ぶじ救出きゅうしゅつされました。弱よわっている様子ようすもなく、近ちかくの海岸かいがんから海うみに返かえされたということです。

作業さぎょうにあたった奄美あまみ海洋かいよう生物せいぶつ研究けんきゅう会かいの興きょう克樹かつき会長かいちょうによりますと、今いまはウミガメの産卵さんらんの時期じきで、産卵さんらん場所ばしょを探さがすために近ちかくの海岸かいがんに上あがったあと、そのまま迷い込まよいこんだ可能かのう性せいがあるということです。