大谷翔平 第4打席 空振り三振
ドジャースの先発、フレアティ投手は3回を8失点の内容で交代し、4回からはハニウェル投手がマウンドに上がりました。
しかし、メッツ打線はこのシリーズで初めて先発出場した5番のウィンカー選手のタイムリースリーベースなどでさらに2点を追加して10対2とリードを広げました。
一方、ドジャースは5回、2アウト一塁二塁のチャンスで9番のパヘズ選手が2打席連続ホームランとなるスリーランを打って3点を返し、大谷選手が第4打席に入りました。
大谷選手はこの打席からマウンドに立ったメッツの3人目、スタネック投手と対戦し、ツーボールツーストライクから157.7キロのアウトコース高めのストレートに空振り三振でした。大谷選手はここまで3打数2安打、フォアボール1つとしています。
大谷翔平 第3打席 ヒット
試合は3回ウラ、メッツの6番・マーテイ選手が2点タイムリーツーベースを打つなど、打者9人の攻撃で5点を加えて8対1と大きくリードを広げました。
ドジャースは4回、9番のパヘズ選手のソロホームランで1点を返し、2アウトランナーなしで大谷選手が第3打席に立ちました。
大谷選手はピーターソン投手の初球、インコース高めのスライダーに詰まりましたが打球はレフトとショートの間にポトリと落ち、2本目のヒットとしました。
この試合は3打席続けて出塁しています。
このあとドジャースは2アウト満塁のチャンスにチャンスを広げましたが、4番のフリーマン選手がメッツの2人目、ギャレット投手に対して見逃し三振に倒れ、反撃は1点で終わりました。
大谷翔平 第2打席 フォアボール
メッツが1回ウラ、ドジャースの先発、フレアティ投手から1アウト一塁二塁のチャンスを作り、4番のアロンゾ選手がプレーオフ4本目のホームランとなるスリーランを打って3点を先制しました。
大谷選手は2回、2アウト一塁三塁のチャンスで第2打席を迎え、メッツ先発のピーターソン投手の1球目がワイルドピッチとなり、三塁ランナーがかえってドジャースが1点を返しました。
なおも2アウト二塁のチャンスで、大谷選手はフルカウントからの6球目、アウトコースのツーシームを見極めてフォアボールを選び、一塁二塁としました。
しかしドジャースは続くベッツ選手がファーストへのファウルフライに倒れ、1回に続いてランナー2人が残塁しました。
大谷翔平 第1打席 ライト前ヒット
1番・指名打者で先発出場した大谷選手はプレーボール直後の1回の第1打席、フルカウントから6球目のアウトコースに逃げていく134キロのスライダーをライト前に運び3試合連続のヒットで出塁しました。
ドジャースは続くベッツ選手のツーベースヒットでノーアウト二塁三塁とチャンスを広げましたが、後続のバッターが抑えられ無得点に終わりました。
《第5戦 見どころ》
17日に行われた第4戦でドジャースは、大谷翔平選手が先頭打者ホームランを打ち、先発した山本由伸投手も5回途中2失点と試合をつくって10対2と快勝しました。
これで2連勝したドジャースが対戦成績を3勝1敗とし、第5戦はフレアティ投手が先発マウンドに上がります。
ここまでプレーオフでは2試合に投げて1勝1敗、防御率2.92で、今シーズン13勝をあげたレギュラーシーズン同様、安定感のあるピッチングが期待されます。
一方、本拠地のニューヨークで連敗を喫して崖っぷちに立ったメッツは、レギュラーシーズンで10勝3敗、防御率2.90の成績を残した左腕のピーターソン投手に先発マウンドを託すことになりました。
ピーターソン投手は、プレーオフではここまでリリーフにまわって4試合に登板し、1勝0敗、防御率2.08と安定したピッチングを見せていますが、このシリーズの第1戦では大谷選手にタイムリーヒットを打たれるなど、2回と3分の1イニングを投げて3失点を喫しています。
その第1戦で先発し、2回途中3失点だった千賀投手はリリーフにまわって起用を待つことになりました。
メッツのメンドーサ監督はと期待を込めました。
メッツの投手陣はこのシリーズの4試合でドジャースに与えたフォアボールが31個にのぼり、1試合平均で8個近くとなっていて、投手陣全体でフォアボールの数をいかに減らせるかが勝利へのカギを握りそうです。