ライオンと羊飼い

Name: ライオンと羊飼い
Channel: hukumusumeamame

Lion and Sheepherder

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ライオンと羊飼い
森を歩き回っていたライオンが、
うっかりイバラを踏んで、足にトゲを刺してしまいました。
そこでライオンは、近くに住むヒツジ飼いのところへ行き、
やさしい目で頭を下げると、まるで、
私には、あなたの助けが必要です
と、でも言うように、尻尾を振りました。
ヒツジ飼いは勇敢にも、このライオンを調べてやり、
足に刺さったトゲを見つけると、ライオンの前足を自分のひざの上に乗せて、そのトゲを抜いてやりました。
痛みのなくなったライオンは、ヒツジ飼いにもう一度頭を下げると、
森へと帰って行きました。
それからしばらく過ぎた、ある日の事。
ヒツジ飼いは無実の罪で捕まり、裁判の結果、
ライオンに投げ与えよと、いう死刑を宣告されました。
ヒツジ飼いが何度も無実を訴えますが、裁判官は聞き入れてくれません。
裁判官の命令で、ライオンを入れてあるオリの扉が開かれました。
しかし、
死刑のためにオリから放たれたライオンは、あの足にトゲが刺さっていたライオンでした。
ライオンは彼が自分のトゲを取ってくれたヒツジ飼いである事に気づくと、
襲いかかるどころか近づいて行って、やさしい目で頭を下げると、そっと
前足をヒツジ飼いのひざへと置きました。
王さまはこの話を耳にすると、すぐにライオンを森へ返してやり、
ヒツジ飼いも無罪にして家に帰らせてやりました。
どんなに恐ろしい人でも誠意を持って親切にすれば、その人はいつか必ず、
あなたに恩返しをしてくれるでしょう。

ライオンと羊飼い

飼う

羊

ライオン
森を歩き回っていたライオンが、

森

ライオン

歩き回る
うっかりイバラを踏んで、足にトゲを刺してしまいました。

踏む

しまう

うっかり

刺す

足

イバラ
そこでライオンは、近くに住むヒツジ飼いのところへ行き、

ヒツジ

飼う

そこで

行く

住む

近く

ところ

ライオン
やさしい目で頭を下げると、まるで、

下げる

やさしい

まるで

頭

目
私には、あなたの助けが必要です

必要

助け

あなた

私
と、でも言うように、尻尾を振りました。

振る

言う

尻尾
ヒツジ飼いは勇敢にも、このライオンを調べてやり、

ヒツジ

調べる

飼う

勇敢

ライオン
足に刺さったトゲを見つけると、ライオンの前足を自分のひざの上に乗せて、そのトゲを抜いてやりました。

見つける

抜く

乗せる

上

刺さる

足

自分

ライオン

前足
痛みのなくなったライオンは、ヒツジ飼いにもう一度頭を下げると、

ヒツジ

下げる

なくなる

痛み

飼う

頭

もう一度

ライオン
森へと帰って行きました。

森

行く

帰る
それからしばらく過ぎた、ある日の事。

しばらく

過ぎる

日

事

それから
ヒツジ飼いは無実の罪で捕まり、裁判の結果、

ヒツジ

飼う

結果

裁判

捕まる

罪

無実
ライオンに投げ与えよと、いう死刑を宣告されました。

投げる

与える

ライオン

死刑

宣告
ヒツジ飼いが何度も無実を訴えますが、裁判官は聞き入れてくれません。

ヒツジ

くれる

何

訴える

飼う

度

裁判官

無実

聞き入れる
裁判官の命令で、ライオンを入れてあるオリの扉が開かれました。

開く

命令

扉

入れる

ライオン

裁判官
しかし、

しかし
死刑のためにオリから放たれたライオンは、あの足にトゲが刺さっていたライオンでした。

刺さる

足

放つ

ライオン

死刑
ライオンは彼が自分のトゲを取ってくれたヒツジ飼いである事に気づくと、

ヒツジ

彼

くれる

飼う

事

自分

取る

気づく

ライオン
襲いかかるどころか近づいて行って、やさしい目で頭を下げると、そっと

下げる

やさしい

どころか

そっと

頭

行く

目

近づく

襲いかかる
前足をヒツジ飼いのひざへと置きました。

ヒツジ

飼う

置く

前足
王さまはこの話を耳にすると、すぐにライオンを森へ返してやり、

王さま

森

返す

話

耳

ライオン
ヒツジ飼いも無罪にして家に帰らせてやりました。

ヒツジ

飼う

家

帰る

無罪
どんなに恐ろしい人でも誠意を持って親切にすれば、その人はいつか必ず、

必ず

親切

どんなに

恐ろしい

人

いつか

持つ

誠意
あなたに恩返しをしてくれるでしょう。

くれる

あなた

恩返し