JLPT N3 – Reading Exercise 12
都心の公園では、利用者が増えるにつれて、ゴミの放置が問題となっています。例えば、イベント後には、弁当の容器や飲みかけのペットボトルがそのまま残されている光景をよく見かけます。しかし、私がかつて住んでいた地方都市の公園では、来園者が自分の出したゴミをきちんと持ち帰るか、指定のゴミ箱へ捨てる人が大半でした。ゴミを散らかすのは良くないと考える人は[1]都心よりも地方のほうが多いのではないかと思います。多くの人が「公園の清掃は管理会社の仕事なのだから、利用者がわざわざ片付ける必要はない」というのが[2]一般的な考えのように思えるからです。
しかし、その考えはおかしいと思います。公共の場所を利用する以上、その美化に協力する気持ちが必要なのではないでしょうか。なぜそう考えるかというと、「都心の公園で捨てられたゴミを処理するためには年間数百万円の費用がかかっている」という報告書を読んだからです。その費用は一体だれが負担しているのでしょうか。