日本新聞: 共同開発のアルツハイマー病治療薬承認“感無量” エーザイCEO

共同きょうどう開発かいはつのアルツハイマー病びょう治療ちりょう薬やく承認しょうにん“感無量かんむりょう” エーザイCEO

Jun 9, 2021 12:06

Furigana

アメリカの製薬せいやく会社かいしゃと共同きょうどう開発かいはつした新薬しんやくがアルツハイマー病びょうの治療ちりょう薬やくとして、アメリカのFDA＝食品しょくひん医薬品いやくひん局きょくから承認しょうにんを受うけた大手おおて製薬せいやくメーカー「エーザイ」の内藤ないとう晴夫はるおCEOは9日にち、オンラインで開ひらいた説明せつめい会かいで「アルツハイマー病びょうの原因げんいんに対にたいする治療ちりょう薬やくが承認しょうにんされ感無量かんむりょうの思おもいだ」としたうえで新薬しんやくの価格かかくについては、治療ちりょう薬やくがもたらす価値かちを複合ふくごう的てきに検討けんとうして考かんがえたいとしました。

内藤ないとうCEOは報道ほうどう機関きかんや投資とうし家かを対象たいしょうにしたオンラインの説明せつめい会かいの冒頭ぼうとうで「ようやくアルツハイマー病びょうの原因げんいんに対にたいする最初さいしょの治療ちりょう薬やくが承認しょうにんされ、感無量かんむりょうの思おもいだ」と述のべました。

そのうえで「アルツハイマー病びょうは家族かぞくの介護かいご負担ふたんが大おおきく、これらを評価ひょうかすることでこの新薬しんやくの複合ふくごう的てきな価値かちの全体ぜんたい像ぞうが見みえてくると思おもう」と述のべ、新薬しんやくの価格かかくについては、治療ちりょう薬やくがもたらす価値かちを複合ふくごう的てきに検討けんとうしていく考かんがえを示しめしました。

さらに、内藤ないとうCEOは「保険ほけん会社かいしゃや金融きんゆう機関きかんと協業きょうぎょうし、低てい所得しょとく者しゃ層そうに対にたいしてはNGOとの連携れんけいなど革新かくしん的てきモデルを検討けんとうしていく」と述のべ、新薬しんやくを必要ひつようとする人ひとたちに届とどけられる仕組しくみを構築こうちくしたいという考かんがえも示しめしました。

また、将来しょうらい的てきな業績ぎょうせきへの影響えいきょうについて内藤ないとうCEOは「新薬しんやくは圧倒的あっとうてきな売り上うりあげを誇ほこる治療ちりょう薬やくとなり収益しゅうえきに貢献こうけんするポテンシャルを持もっている」と述のべ、会社かいしゃの収益しゅうえきをけん引けんいんする主力しゅりょく製品せいひんに成長せいちょうする可能かのう性せいがあるという見方みかたを示しめしました。

共同きょうどう開発かいはつのアルツハイマー病びょう治療ちりょう薬やく承認しょうにん“感無量かんむりょう” エーザイCEO

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