大相撲秋場所で41
回目の
優勝を
全勝で
飾った
横綱白鵬が
千秋楽から
一夜明けた24
日、
都内で
記者会見に
臨み、「
先場所休場し
不安はあったが、
休場明けで
全勝優勝することができて
ほっとした」と
心境を
語りました。
白鵬は23
日に
千秋楽を
終えた
秋場所で
横綱として800
勝、
幕内での
通算勝利数1000
勝の
前人未到の
記録を
成し遂げ、
5場所ぶり41
回目の
優勝を
全勝で
飾りました。
千秋楽から一夜明けて、白鵬は東京 墨田区で記者会見し、去年の九州場所以来5場所ぶりとなる優勝について「先場所休場し不安があり、休場明けで全勝することは夢のまた夢だった。初日からいい相撲ができてそれが15日間続き、全勝につながったと思う。ほっとした」と心境を語りました。
また、横綱として800勝と幕内での通算勝利数1000勝を成し遂げたことについては「19歳から積み上げた白星が1000になった。振り返ればいろいろなドラマがあり達成してよかった。自分にご褒美をやりたいな」と冗談を交えながら話しました。
また、8場所連続休場から秋場所に出場しふた桁の勝ち星を挙げた横綱稀勢の里については「終盤まで立派に務めた。ライバルだが相撲の発展のために必要な人材だ。これからもっと引っ張ってほしい」と期待していました。
今後の目標について聞かれると、白鵬はしばらく考え込んだうえで「目標は今すぐ言葉に出ないが、東京オリンピックを最終的な目標として戦っていきたい。前回の東京オリンピックに出場した父は亡くなったが、どこかで見てくれていると思えば頑張れるし結果も出ると思う。東京オリンピックを元気で迎え、日本相撲協会とともに手伝いや活動ができればと思う」と述べました。