アメリカ大統領選挙に
向けて、
トランプ大統領とバイデン
前副大統領は18
日、ともに、
この日期日前投票が
始まった
中西部ミネソタ
州を
訪れ
支持を
訴えました。
今回の
大統領選挙では、
新型コロナウイルスの
影響で
期日前投票や
郵便による
投票の
機会が
拡大されていて、
両陣営ともに
早期の
投票を
呼びかけています。
11月のアメリカ大統領選挙で再選を目指す共和党のトランプ大統領と、政権奪還をねらう民主党のバイデン候補は18日、ともにこの日から大統領選挙の期日前投票が始まった中西部ミネソタ州を訪れました。
トランプ大統領は空港に支持者を集めて演説し「私が来たのはきょう投票が始まったからだ。友人や家族、同僚と投票に行ってほしい」と述べて投票を呼びかけ、大きな歓声を浴びていました。
一方、バイデン氏は視察した職業訓練施設で支持者に向けトランプ大統領の経済政策や新型コロナウイルス対策などを批判したうえで、期日前投票を利用して自身に投票するよう呼びかけました。
ミネソタ州は前回、2016年の大統領選挙でトランプ大統領が1.5ポイント差で敗れた州で、両候補とも運動に力を入れています。
今回の大統領選挙では新型コロナウイルスの影響で、各州で制度を緩和して期日前投票や郵便による投票の機会を拡大しており、両陣営ともに早期の投票を呼びかけることで、より多くの票の獲得をはかるねらいがあると見られます。