小笠原おがさわら諸島しょとう鳥類ちょうるいおそわれる 野生やせいしたねこ捕獲ほかくすす

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Oct 17, 2016 11:10
Furigana
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小笠原おがさわら諸島しょとうでは野生やせいしたねこ固有こゆうのハトなどの鳥類ちょうるいおそわれる被害ひがい相次あいついでいることから、くにNPOえぬぴ-お-などが連携れんけいして、ねこ捕獲ほかくして内地ないちおくり、あたらしい飼い主かいぬし引き渡ひきわたこころみがすすんでいます。小笠原おがさわら諸島しょとうではアカガシラカラスバトやハハジマメグロなどの固有こゆう鳥類ちょうるいが、野生やせいしたねこおそわれる被害ひがい相次あいついで確認かくにんされていて、環境省かんきょうしょう地元じもとNPOえぬぴ-お-などでは、平成へいせいいちななねんからえさいたかご山林さんりん設置せっちし、ねこ捕獲ほかくはじめました。

これまでにおよそななぜろひきねこ捕獲ほかくされ、父島ちちじまにある施設しせつから本土ほんど動物どうぶつ病院びょういんおくられてひとれさせたあと、あらたな飼い主かいぬし引き取ひきとられるということです。

野生やせいねこ減少げんしょうしたことで、小笠原おがさわら諸島しょとうのアカガシラカラスバトのかずもっとすくなかった時期じきからいちぜろばい程度ていどとなる、およそろくぜろぜろのぼるとられています。

一方いっぽう現在げんざい父島ちちじまぜろひき母島ははじまぜろぜろひき程度ていど野生やせいねこ生息せいそくしているとられ、環境省かんきょうしょうなどではさらに捕獲ほかく作業さぎょうすすめることにしています。

環境省かんきょうしょう小笠原おがさわら自然しぜん保護ほごかん事務所じむしょ尼子あまこ直輝なおきさんは「小笠原おがさわら希少きしょう生物せいぶつねこからまもるとともに、捕獲ほかくしたねこ処分しょぶんすることなく、あたらしい飼い主かいぬしつけることで共存きょうぞんさせていきたい」とはなしています。

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