名古屋市名東区の
国立病院で、
重い
障害のある
患者の
病棟で
出された
給食のスープやうがい
用のコップから
塩素のような
異臭がした
問題で、この
病棟のほかのうがい
用のコップからも
異臭がしていたことが、
捜査関係者への
取材でわかりました。
警察は
消毒液などが
病棟で
混入された
可能性があると
見て
調べています。
今月25日、
名古屋市名東区の
国立病院機構・
東名古屋病院の
重度心身障害者の
病棟で、
入院患者26人に
出された
給食のスープやうがい
用のコップの
一部から、
塩素のような
異臭がしたと
届けがありました。
これまでに健康被害の訴えはありませんが、警察は消毒液などが故意に混入された可能性があると見て、暴行の疑いで調べています。
捜査関係者によりますと、うがい用のコップは病棟で水を入れたあと、朝食と一緒に配られていましたが、ほかの20個以上からも異臭がしていたということです。
警察や名古屋市によりますと、スープはこの日の朝、病院の調理室で作られて病棟に運ばれ、調理室に残っていたスープからは異臭が確認されなかったということです。
警察は、消毒液などが病棟で混入された可能性があると見て、防犯カメラの映像を分析するなど捜査しています。