トルコの
最大都市、イスタンブール
中心部のサッカースタジアム
付近で
10日夜、
2度にわたって
大きな
爆発があり、ソイル
内相は
警察官を
中心におよそ
20人がけがをし、
警察の
車両を
狙った
攻撃だという
見方を
示しました。トルコのイスタンブール
中心部にあるサッカースタジアム
付近で、
10日午後10時半ごろ(
日本時間11日午前4時半ごろ)、
2度にわたって
大きな
爆発音が
響きました。
現場から
数百メートルのところにある
NHKの
事務所では、
爆発の
衝撃で
窓ガラスが大きく
揺れました。
続いて
多数の
銃声が
断続的に
響き、
辺りは
一時、
騒然としました。
これについて、ソイル内相は、警察官を中心におよそ20人がけがをし、爆弾を積んだ自動車で警察の車両を狙った攻撃だという見方を示しました。死者も出ているもようですが、「殉職者については現場を訪れたうえで明らかにする」と述べました。また、爆発が起きた当時、サッカー場では試合が終了していて、観客は帰ったあとだったということです。
イスタンブールにある日本総領事館によりますと、日本人が巻き込まれたという情報はこれまでのところ入っていないということです。
トルコでは、過激派組織IS=イスラミックステートや、クルド人武装組織などによるテロが相次いでいます。