石破総理大臣は
23日、
自民党の
麻生最高顧問、
菅副総裁、
それに
岸田前総理大臣の
3人の
総理大臣経験者と
会談しました。
石破首相于23日与自民党的麻生最高顾问、菅副总裁,以及前首相岸田这三位有首相经验的人士进行了会谈。
参議院選挙の
結果を
受けたみずからの
進退をめぐり、
石破総理大臣は、
一部の
辞任報道は
事実ではないと
否定した
上で、
関税交渉をめぐる
日米合意を
受けた
対応など、
政策課題への
取り
組みを
急ぐため、
続投する
意向を
重ねて
示しました。
针对参议院选举结果,石破首相否认了部分有关辞职的报道,称这些报道并不属实,并再次表示将继续留任,以加快应对日美关税谈判达成协议后的对策等政策课题的推进。
自民党内からは
責任を
問う
声が
出ていて、
党の
結束を
図れるかが
課題となります。
自民党内部有人在追究责任,能否实现党内团结成为课题。
7月23日の
与党の
動きや
反応をお
伝えします。
自民 旧茂木派 両院議員総会の
早期開催求める
署名開始自民党旧茂木派に
所属していた
笹川 農林水産副大臣ら
中堅・
若手議員は、
参議院選挙の
結果を
踏まえ、
党の
正式な
意思決定機関で
ある「
両院議員総会」の
早期開催を
求める
署名集めを
23日から
始めました。
「
決議」と
題した
署名用紙には「
選挙の
結果責任を
問い、
党の
再生のために
速やかに
両院議員総会の
開催を
求める」と
記されています。
署名表题为“决议”,内容写道:“为了追究选举结果的责任,并促使党重生,要求尽快召开两院议员总会。”
党の
規則である「
党則」では、
国会議員の
3分の
1以上から
要求があった
場合には「
両院議員総会」を
招集すると
定められていて、
署名が
集まりしだい、
党執行部に
提出することにしています。
根据党的规定《党章》,当有三分之一以上国会议员提出要求时,必须召开“两院议员总会”,一旦收集到签名,将提交给党执行部。
自民 鈴木宗男氏「
冷静に
結果を
考えるべき」
今回の
参議院選挙の
比例代表で
当選した、
自民党の
鈴木宗男氏は、
23日午前、
党本部で
森山幹事長と
面会しました。
このあと
鈴木氏は
記者団に
対し「まずは
冷静に、
なぜこういう
結果になったかを
考えなければならない。
接下来,铃木先生对记者团表示:“首先要冷静下来,思考为什么会出现这样的结果。”
批判は
簡単だが、
国民の
信頼を
得るにはどうしたらいいか
議論するのが
先だ」と
述べました。
その上で「
選挙期間中、
全国を
歩いて『
裏金問題のけじめがついていない』と
非常に
厳しい
声があり、
去年の
衆議院選挙や
今回の
参議院選挙の
結果につながったと
思う。
在此基础上,“在选举期间走遍全国,听到了许多非常严厉的声音,指出‘黑金问题尚未解决’,我认为这影响了去年的众议院选举和这次参议院选举的结果。”
明確な
責任を
取らない
連中が
石破総理大臣に
反発するような
話は、すり
替えの
議論で、
短絡的に『
悪い』と
言うのは
拙速だ」と
述べました。
那些不明确承担责任的人反对石破首相的说法,是在转移话题,轻率地说“这是坏事”未免过于草率了。
さらに「
特にことしは
戦後80年の
特別な
年だ。
8月にガタガタしていては
英霊の
皆様方に
申し訳ない」と
指摘しました。
自民 鈴木貴子 元外務副大臣「
潔い
退陣表明を」
自民党の
鈴木貴子 元外務副大臣は、
青年局の
会合に
出席したあと
記者団に
対し「
今回の
参議院選挙だけでなく、
先の
衆議院選挙や
東京都議会議員選挙の
結果を
踏まえても、
総裁と
執行部が
責任をとる
必要がある。
今回の
厳しい
結果を
受けて、
速やかに
潔い
退陣表明が
求められている」と
述べました。
鉴于这次严峻的结果,他表示“应该迅速并果断地宣布辞职”。
林官房長官「
引き
続き
しっかりと
支えて
いく」
林官房長官は
午後の
記者会見で、
石破総理大臣が
周辺に
辞任する
意向を
伝えたなどとする
一部報道について「
石破総理大臣が
麻生元総理大臣、
菅元総理大臣、
岸田前総理大臣との
会談後に
述べたとおり、
報道されているような
事実は
全くないということだ。
林官房长官:“将继续坚定支持” 林官房长官在下午的记者会上,针对部分媒体报道石破首相已向身边人表达辞职意向一事表示:“正如石破首相在与麻生前首相、菅前首相、岸田前首相会谈后所说的那样,报道内容完全没有事实根据。”
引き
続き
官房長官として
国政全般にわたり
石破総理大臣をしっかりと
支えていく」と
述べました。
他表示:“我将继续作为内阁官房长官,全力支持石破首相,全面协助国家政务。”
《
自民 地方組織の
動き》
自民 地方若手議員などから「
体制刷新すべき」
意見相次ぐ
自民党青年局は
23日午後、
地方組織の
若手議員などから
意見を
聴くため
緊急の
オンライン会議を
開きました。
この
中では、
去年の
衆議院選挙や
先月の
東京都議会議員選挙に
続き、
参議院選挙でも
議席を
減らしたことを
受けて、
石破総理大臣をはじめ
執行部は
責任をとって
辞任し、
速やかに
体制を
刷新すべきだという
意見が
相次ぎました。
在这期间,继去年的众议院选举和上个月的东京都议会议员选举之后,参议院选举中议席也有所减少,因此包括石破首相在内的执行部门应当承担责任辞职,尽快重组领导班子的意见接连不断。
また、
党の
正式な
意思決定機関である「
両院議員総会」の
早期開催を
求める
意見も
出されました。
此外,还有意见要求尽早召开作为党正式决策机构的“两院议员总会”。
一方「
選挙の
総括をしっかりと
行うことが
先決だ」という
指摘や、「
顔を
変えるだけでは
意味がなく、
党が
変わらなければならない」という
声も
出されました。
另一方面,也有人指出“首先要认真总结选举”,还有人表示“仅仅换个面孔没有意义,党本身必须发生改变”。
青年局は、
出された
意見を
文書にまとめ、
近く
執行部に
申し入れることにしています。
青年局将把提出的意见整理成文件,并将在近期向执行部门提出建议。
会合のあと
中曽根 青年局長は
記者団に
対し「
総裁と
執行部の
刷新、
即時退陣という
声が
多く
上がった。
会后,中曾根青年局长对记者团表示:“有很多声音要求总裁和执行部门进行改组,立即辞职。”
今回の
結果は『もう
自民党は
終わりだ』という
最後通ちょうだという
強い
危機感を
持っている」と
述べました。
这次的结果让我有一种强烈的危机感,觉得“自民党已经走到尽头了”,这是最后的警告。
北海道連 首相退任求める
要望書を
党本部に
提出参議院選挙の
結果を
受けて、
自民党北海道連は、
衆参両院で
少数与党となった
責任は
極めて
重いとして、
石破総理大臣の
退任を
求める
要望書を
党本部に
提出しました。
20日の
参議院選挙で、
定員3の
北海道選挙区では
自民党の
現職2人が
議席を
確保しましたが、
自民・
公明両党は
目標としていた
与党で
過半数の
議席を
維持することができず、
衆参両院で
少数与党になりました。
在20日的参议院选举中,定员为3人的北海道选区中,自民党的两名现任议员获得了席位,但自民党和公明党未能实现联合执政党过半数议席的目标,结果在众参两院都成为了少数执政党。
これを
受けて、
自民党北海道連は
23日、
石破総理大臣の
退任を
求める
要望書をまとめ、
党本部に
提出しました。
对此,自民党北海道支部于23日整理了一份要求石破首相辞职的请愿书,并提交给了党总部。
それによりましては、
今回の
選挙は
去年秋の
衆議院選挙に
続く
大敗で
衆参両院で
少数与党となった
責任は
極めて
重く、
自民党が
国民の
信頼を
取り
戻すには
解党的な
出直しが
不可欠だと
指摘しています。
因此,这次选举继去年秋天的众议院选举之后再次惨败,导致自民党在众参两院都成为少数执政党,责任极其重大。指出自民党要想重新赢得国民的信任,必须进行类似于解散重组的彻底整顿。
その
上で
石破総理大臣に
対し、みずからの
出処進退について
党員が
納得できる決断をされることを
強く
要望するとしています。
在此基础上,强烈要求石破首相就自身的去留问题做出令党员们能够接受的决定。
神奈川県連 “
執行部の
責任所在を
明らかに”
自民党神奈川県連は
23日午後、
党執行部の
責任の
所在を
明らかにするよう
求める
文書を
党本部に
提出しました。
このあと
神奈川県連の
梅沢裕之幹事長は
記者団に
対し「
参議院選挙の
大敗について、
いち早くけじめを
つけることが
大事だ。
接下来,神奈川县联合会的干事长梅泽裕之对记者团表示:“关于参议院选举的惨败,尽早做出明确的处理非常重要。”
誰が
責任をとるのか
地元でも
疑念が
出ており、
責任の
明確化ということでは
辞任が
いちばんわかりやすい」と
述べました。
当地也有人对谁来承担责任表示怀疑,他表示,“从明确责任的角度来看,辞职是最容易理解的方式”。