アメリカの
トランプ大統領は、EU=
ヨーロッパ連合のフォンデアライエン
委員長と
会談し、EUに
対して
来月1日から
課すとしていた
30%の
関税を
15%にすることで
合意しました
美國總統川普與歐盟委員會主席馮德萊恩會談,雙方同意將原定於下個月1日對歐盟徵收的30%關稅降至15%。
イギリス北部スコットランドを訪問しているトランプ大統領は27日、EUのフォンデアライエン委員長とEUへの関税措置をめぐり会談しました
正在英國北部蘇格蘭訪問的川普總統於27日與歐盟馮德萊恩主席就對歐盟的關稅措施舉行了會談。
会談後、2人はそろって記者団の取材に応じ、トランプ大統領は、EUに対して来月1日から課すとしていた30%の関税を15%にすることで合意したと明らかにしました
會談結束後,兩人一同接受記者採訪,川普總統表示,已與歐盟達成協議,將原定於下個月1日開始徵收的30%關稅降至15%。
トランプ大統領は「自動車をはじめ、あらゆるものに対する関税が15%になる」と説明した一方、鉄鋼製品とアルミ二ウムの関税は50%のままで変わらないとしています
川普總統說明,「包括汽車在內,所有商品的關稅將調整為15%」,但鋼鐵製品和鋁製品的關稅則維持在50%不變。
一方でEUはアメリカから7500億ドル、日本円でおよそ110兆円相当のエネルギーを購入することやアメリカに新たに6000億ドル、日本円でおよそ88兆円の投資を行うことなどを約束したということです
另一方面,據說歐盟承諾從美國購買價值約7500億美元(約合110兆日圓)的能源,並對美國進行新增約6000億美元(約合88兆日圓)的投資。
トランプ大統領は「EUのすべての国がアメリカへの関税をゼロにして貿易を開放することで合意した」と述べたうえで「これは過去最大の取り引きだと思う」と評価しました
川普總統表示:「所有歐盟國家已同意將對美國的關稅降為零,開放貿易。」他還評價說:「我認為這是史上最大的一筆交易。」
またフォンデアライエン委員長は「世界最大の2つの経済圏の間で合意に至った
馮德萊恩主席還表示:「世界上兩大經濟體之間已經達成協議。
安定と
予測可能性をもたらすものだ」と
述べて
合意の
意義を
強調しました
他強調了協議的重要性,表示這將帶來穩定與可預測性。
フォンデアライエン委員長「最終的には満足がいく結果」
会談のあと、フォンデアライエン委員長は記者団に対して「交渉はとても困難で、隔たりがある状態から始まった
馮德萊恩主席:「最終結果令人滿意」會談後,馮德萊恩主席向記者表示:「談判非常艱難,是從存在分歧的狀態開始的。」
最終的には
満足がいく
結果となった」と
述べました
その上で、アメリカがEUから輸入する航空機やその部品のほか、一部の農産物や特定の重要鉱物などは15%の関税から除外され、互いに関税は課さないことで合意したと説明しました
在此基礎上,說明美國從歐盟進口的飛機及其零件、部分農產品和特定重要礦物等,將被排除在15%的關稅之外,雙方同意互不徵收關稅。
一方、鉄鋼製品とアルミニウムについては、一定量までは関税が引き下げられる仕組みの導入に言及しましたが、詳しいことは明らかになっていません
另一方面,關於鋼鐵製品和鋁,雖然提及了導入在一定數量內降低關稅的機制,但詳細內容尚未明確。
またアメリカから今後3年かけて7500億ドル相当のLNG=液化天然ガスや石油などを購入することで合意したとしています
並且雙方同意,未來三年將從美國購買價值7,500億美元的液化天然氣(LNG)及石油等能源。
EUの関係者によりますと、EUは関税措置をめぐる交渉で最近、アメリカと合意に至った日本側の助言も受けながら、今回の交渉に向けた準備を進めたということです
根據歐盟相關人士表示,歐盟在有關關稅措施的談判中,最近也聽取了與美國達成協議的日本方面的建議,並以此為基礎推進了本次談判的準備工作。