振り込め
詐欺など
特殊詐欺の
被害が
県内で
相次いでいることを
知ってもらおうと、
岡山県倉敷警察署が、「
倉敷ジーンズ刑事(でか)」という
新たな
動画を
制作し、4
日から
倉敷駅近くの
スクリーンなどで
流しています。「
倉敷ジーンズ刑事」は
倉敷警察署の
署員5
人が
考えた
新たなキャラクターで、デニム
生地のジャケットとジーンズを
身につけています。
動画では、キャッシュカード盗や架空請求詐欺などの特殊詐欺の被害が去年、県内で2億1860万円にのぼったことを紹介し、「他人事じゃねーけぇ!」と注意を呼びかけています。
動画は15秒間で、倉敷駅南口にあるビルのスクリーンや倉敷ケーブルテレビ、それに倉敷警察署のロビーで年末まで流される予定です。
警察によりますと、ことし、特殊詐欺の被害はさらに増え、9月末の時点で3億5620万円と去年の同じ時期のおよそ2倍に増えているということです。
倉敷警察署の谷本茂政生活安全課長は、「キャッシュカードを犯人に渡してしまう被害が非常に多い。▽キャッシュカードを他人に渡さない▽暗証番号を教えない▽不安なことがあれば誰かに相談するということを心掛けてほしい」と話していました。