トカゲに似た生物の親が子どもを守る姿をした3億年前の化石が、カナダで出土しました。子育てをする動物の化石としては最古の可能性があります。
トカゲに似た生物の化石は、カナダのカールトン大学の研究チームが発見し、このほど学術誌に発表しました。この生物は、一回り小さい同じ種類の生物の体を、尾で包み込んでいました。
この中に巣があったと思われ、親トカゲは赤ちゃんが生まれてからずっと面倒を見続けて、死ぬ瞬間まで天敵から隠そうとしていた様子がうかがえます。いずれも哺乳類の子育てに共通する特徴だそうです。