「ブルーインパルス」の飛行は北陸新幹線の開業記念イベントの一環として小松市の上空で行われました。
小松駅前の広場にはカメラを持った人や家族連れなど多くの人たちが集まり、飛行チームが現れるのを待ち構えました。
午後1時半ごろ、大きな音とともに飛行機の隊列が姿を現すと、青く晴れ渡った空に白いスモークで大きなハートのマークや桜の花をイメージした6つの輪などを次々に描きました。
集まった人たちは歓声を上げながら拍手をしたり、写真を撮ったりしていました。
「ブルーインパルス」は、17日、地震で大きな被害を受けた能登地方の上空を飛行することになっています。
金沢市から訪れた小学5年生の男の子は「きょうは晴れたのでいろいろな形がはっきり見えました」と笑顔で話していました。
富山県から訪れた50代の男性は「きょうは新幹線とブルーインパルスの両方を見ることができました。あすは被災者の方も元気づけてもらえたらと思います」と話していました。