長崎に
投下された
原子爆弾によって
壊れた
浦上天主堂の
鐘の1つが
アメリカのカトリックの
信者たちによって
復元されて
寄贈されることになり、
中西部ミズーリ
州で
製作が
進められています。
长崎投下的原子弹破坏了浦上天主堂的钟,其中一个钟由美国的天主教信徒复原并捐赠,目前正在中西部的密苏里州制作。
長崎市にある浦上天主堂はかつて2つの鐘楼にそれぞれ鐘がつるされていましたが、原子爆弾の投下によって1つが壊れ、再建された天主堂ではがれきのなかから見つかった片方のみが使われています。
长崎市的浦上天主堂曾经在两个钟楼上各悬挂一个钟,但由于原子弹的投下,其中一个被毁。在重建的天主堂中,仅使用了从废墟中找到的一个钟。
復元されたのは壊れた鐘と同型のもので、ミズーリ州セントルイスにある鐘の製造会社によりますと直径80センチ高さ81センチ、重さ224キロの青銅製だということです。
(修复的是与损坏的钟相同类型的钟,据位于密苏里州圣路易斯的钟制造公司称,其直径为80厘米,高度为81厘米,重为224公斤,由青铜制成。)
鐘の製造会社では、21日、鋳造された鐘を鳴らすための部品を取り付ける作業などが行われていました。
在钟表制造公司,21日进行了安装铸造钟的鸣响部件等工作。
そして初めて鐘を鳴らし、音色を確認していました。
鐘の製造会社のジェームズ・アンドゥルエ社長は「教会と街にすばらしい音色を響かせることでしょう。
钟表制造公司的总裁詹姆斯·安德鲁表示,“这将为教堂和城市带来美妙的音色。”
このプロジェクトの
一部を
担うことができてうれしく
思います」と
話していました。
鐘の寄贈はアメリカに住む大学教授で、原子爆弾の開発計画に参加した医師を祖父に持つジェームズ・ノーラン・ジュニアさんが教会側から提案を受けてアメリカのカトリックの信者に寄付を呼びかけて実現しました。
钟的捐赠是由住在美国的大学教授詹姆斯·诺兰·小先生实现的,他的祖父是一名参与原子弹开发计划的医生。他接受了教会方面的提议,并呼吁美国的天主教信徒捐款。
鐘は4月にもアメリカから日本に向けて発送され、その後、浦上天主堂につるされる予定だということです。
钟预计将在四月份从美国运往日本,然后悬挂在浦上天主堂。